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内容説明
世界を歩けば、「ろくでもないこと」ばかり――。裏切り、社会の嘘、戦争の悲惨、女の虚栄心、男の支配欲……。世界を歩くと一見、愚かで、浅ましい光景に遭遇するが、そこにこそ、人間の真実がある。だから、おもしろい。アジア、ヨーロッパ、アメリカ、南米、アフリカと、世界中を旅した作家は、こう記す。「私は小説にするのさえ億劫になるほどの、胸をしめつけられるほどの名短編そのままの人生を見ていた」。この地球で繰り広げられる絢爛たる人間の生とは何か――。ガイドブックには決して書かれない、深遠な言葉の数々は、日本人の常識を揺さぶってやまない。 【目次より】●第一章 アジア――人間の「ろくでもない強さ」 ●第二章 ヨーロッパ――「それが人生」 ●第三章 アメリカ――どうでもいい素顔 ●第四章 南米――金と愛、そして子供 ●第五章 アフリカ――自然の威力、人間の無力 ●第六章 アラブとユダヤ――健康的な闘争 ●総括 世界を歩くということ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こばやし
22
過去に書いた作品の抜粋。この作家の本を初めて読んだが、世界を一冊に収めるので抜粋が少し短すぎる感じもした。80年代とかに世界中を旅してるのはすごい特権階級な感じがするが、アラブの国の話とか、元の本を読んでみようかと思った。2026/05/05
nori
0
1981年から2002年頃に書かれたエッセイなので今の世界情勢とは少し違っている、しかし、改めて曽野綾子さんという人の心の強さに驚いた。特にサハラ砂漠に入ってからの文章にはそこに行かなければ書けない力強さがある。 最後に生活の原型は抗争にある!貴重な教育だと。確かに今も世界は抗争だらけだ。2018/06/20
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