内容説明
「知的財産」「知的創作物」とはなにか,法はそれらをどう扱うのか。知的財産法政策を様々な法分野との関係性や学際的な視点から論ずる。さらに特許法や著作権法の現代的課題の議論を経て新しい知的財産法学の潮流を展望する。
目次
第1章 知的財産法総論
1 知的財産法政策学の試み
2 知的財産法学の新たな潮流──プロセス志向の知的財産法学の展望
3 「知的財産」はいかなる意味において「財産」か──「知的創作物」という発想の陥穽
4 競争政策と「民法」
第2章 特許法
1 プロ・イノヴェイションのための特許制度のmuddling through
2 知財高裁大合議の運用と最高裁との関係に関する制度論的考察
第3章 著作権法
1 日本の著作権法のリフォーム論──デジタル化時代・インターネット時代の「構造的課題」の克服に向けて
2 著作物の利用行為に対する規律手段の選択──続・日本の著作権法のリフォーム論
3 著作権法の体系書の構成について
第4章 知的財産法学の将来
知的財産法学の課題~旅の途中~
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