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内容説明
2019年9月に急逝した経済評論家のぐっちーさんが連載していたAERAの人気コラム「ぐっちーさん ここだけの話」の、16年3月7日号から絶筆となった19年10月7日号までのコラム177回を一挙に紹介。
掲載年ごとに4章にわけ、まえがきとあとがき、各章ごとの解説はAERA編集部の上栗崇(編集担当)が執筆。当時何が起きていたかの時代背景と各章の見どころ、ぐっちーさんの発想の源泉に迫るほか、ぐっちーさんの人となりがにじむ知られざるエピソードも豊富に紹介する。巻末には、かねてから親交の厚い池上彰氏からの「送る言葉(1000字程度)」も収録する。
かねてからぐっちーさんはコラムを執筆する際に「過去に起きた問題のほかに、将来に起こるであろう多くの問題を取り扱っている」(『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない 経済復活の条件』朝日新聞出版 あとがきより)とおっしゃっていることからも、過去のコラムを読むことで未来のヒントになる、ぐっちーさんの知恵や言葉が病める現代日本の妙薬となる、ぐっちーさんからの最後のプレゼントといえる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にこにこ
9
平時によんだとしたら「へー、ほー、」かもしれないが、『中国との付き合いは欧米ではもはやリスク』『失敗を認めない日本人、だから歴史は繰り返す』なんてのをみたら、預言者かよっ!って思う。 コロナの対応で、わからんことだらけなのは仕方ない。だから訂正するときは「前はこどもはかかりにくいって言ってましたけど違いました。子どもも感染します!」「前は布マスクは効果ないって言いましたけど違います。他人に感染させないために必要です!」と前に言ったことをちゃんと否定してから新しいことを言ってほしい。現在何が正しいのか? 2020/04/23
イッシー
2
リーマンショックを予言してた人気ブログは拝読させて、アエラもたまに読んでましたが、訃報は知らずにびっくりしました。 今、答え合わせのように読ませてもらうと慧眼に恐れ入ります。もっともっと活躍してもらいたかったです。 2021/12/12
はるちゃん
1
経済に関してはぐっちーさんを師として仰いでおりました。本作の神託の数々。もう読めないかと思うと本当に悲しい。どうすればいいのか?「自分で考えろ!」とぐっちーさんは言うのだろう。2020/06/24
kawauso
0
ステレオタイプの情報に対する著者の考えがわかりやすく書いてある。一編一編短く、言い切りが爽快な読後感。経済を見る視点を増やすためにも、新社会人に特に推奨したい。2020/05/17