日本経済新聞出版<br> 東京普請日和

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日本経済新聞出版
東京普請日和

  • 著者名:湊ナオ【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2020/03発売)
  • 光る紫陽花!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/7)
  • ポイント 400pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532171551

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内容説明

「一気に街が更新されるチャンスなんて、そうそうないんだよ」
建築に携わるぼくを焚きつける芸術家の兄。
五輪を間近に控えた首都のざわめきの中で、ぼくは自分の仕事に対する確信を持った。

第11回日経小説大賞受賞! (選考委員:辻原登・髙樹のぶ子・伊集院静)

TOKYO2020、と書かれたまっしろな紙を目にして、かあっと頭に血がのぼった人と、そうでない人がいる。ぼくはともかく、業界的にぼくの勤めている会社は圧倒的に前者でできている。関東大震災からほぼ100年、表皮の入れ替わり続ける街でぼくは何をすべきなのか――
第11回日経小説大賞を受賞した本作は、五輪を目前に控えて新たな施設の建設・再開発ラッシュに湧く東京で、地道に建築設計に携わる若者が、陶芸作品が現代アートとして海外で高く評価されている破天荒な芸術家の兄に振り回されながら、自身のアイデンティティを見いだしていくタイムリーなお仕事小説。
「日本はまだ普請中」。兄の創作活動に欠かせないパートナーの女性との奇妙な関係もあいまって、登場人物のスリリングな会話が読む者の胸にグサグサ刺さってきます。テンポ良く、しかしどこに転がっていくのかわからない会話の端々には、現在の東京、日本へのかわいたまなざしが、最新トレンドと現代風俗を絶妙にからませながら顔をのぞかせます。五輪を目前にした今こそ読んで欲しい、知的エンターテイメント小説です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

けえこ

11
初読の作家さん、デビュー作。 現代アート陶芸家の兄、東京2020コンペの為に上京して来た建築士の弟、ステップファミリーの2人の日常的ストーリー。 前衛的な巨大建築物は日本にはもう必要ないと思う。2022/08/16

石嶋ユウ

10
東京の設計事務所で働く郁人のもとを芸術家の兄、英明が突然訪ねてくる。兄の突然の滞在にペースを乱される郁人だったが、英明や彼のパートナーのあまねの言葉から、次第に自分が東京で何をしたいのかに気づいていく。 第11回日経小説大賞受賞作品。 兄弟の中にある共通項と相違点。それらが、芸術と建築の2つを通じて緻密に描かれている。残していきたい物や事。目まぐるしく変わってゆく街、あるいは世界の中で自分には果たして何が残せるのだろうか。そんなことを考えさせてくれる一作だった。2021/04/10

HaruNii

7
陶芸家の英明と建設会社に勤める弟の郁人の話。一癖も二癖もある英明と周囲の女性たちと関わり合いの中で、郁人が自分のしたいことに気づいていく。 ちょっと自分にはわかりにくくメッセージが伝わってこなかった。2022/05/08

Ramo

6
現代小説って感じ。表紙に惹かれて手に取った。残念ながらおもしろくはなかった…2021/02/20

彩灯尋

5
帯にお仕事小説ってあったけど…お仕事小説ではないと思う…なんだかサラサラと通り過ぎていってしまった。うまく頭の中で映像化できなかった。なにを読み取ればよかったんだろう。ただそこにある景色を見せられただけな感じ。空気感はちょっとエモい。東京オリンピック、ちゃんとやるかな?2021/02/17

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