内容説明
世界をしる国際法学者が綴る初エッセイ!
『婦人之友』連載から生まれた一冊。 映画、文学、音楽…さまざまなジャンルを通して、清々しい筆致で明日への伝言を語ります。 『婦人之友』掲載の24篇に書き下ろし1篇を加えました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tegi
3
とてもよいエッセイ集だった。西欧近代の積み重ねてきた学術や倫理に立脚して、よりよくあろうとする希望を長期的に抱く姿勢がかっこいい。収録された文章の書かれた2010年代後半が、ロシア・イスラエル・アメリカの暴挙を経てしまうとどこか牧歌的にすら思えてしまうことが唯一の欠点といえば欠点。そしてだからこそ2026年の世界が毀損してしまったものを再確認するのによき本でもある。/著者の文体と姿勢には、本書内でも言及されている池澤夏樹のエッセイも思い出す。好きなんだろうなと思う。2026/02/12
kitakama633
0
「婦人之友」に連載されたエッセイをまとめたもの。尊敬する著者の知性に触れた気になれる。ただ、クラシック音楽への造詣や、ヨーロッパへの憧憬には、やや鼻をつく。文中に紹介された曲をいくつか聴いてみたが、音楽の趣向はまるで共感できない。文中に紹介された参考文献をいちいち検索して、興味が湧けば「読みたい本」に登録する。読まなければならない本がどんどん増えるのが困る。2025/10/07
humpty
0
人が産まれ、育まれ、安心して生き、死ぬことができる、その死を悼むことのできる社会、そこに今、在ることへの思い2018/12/24
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