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内容説明
「高松宮日記」の開戦直前11月後半に15日間の欠落があるのはなぜか。
その時、何か重大なことが起きていた。
昭和16年12月1日の御前会議で開戦の決断が下される直前、最後の最後に山本五十六と高松宮、海軍避戦派軍人たちが組んで、天皇への直訴を行った乾坤一擲の作戦があった。
各種資料、覚書、回想録などを詳細に読み解くことで浮き上がる昭和史に隠された、一大騒動の顛末。避戦への最後のチャンスに賭けた山本五十六の悲哀の運命とその企てをつぶした勢力…
これまで歴史家が誰も指摘しなかった、大胆で卓抜な推論。