ポルトガル菓子図鑑 お菓子の由来と作り方 - ルーツは修道院。知っておきたいポルトガル菓子101選

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ポルトガル菓子図鑑 お菓子の由来と作り方 - ルーツは修道院。知っておきたいポルトガル菓子101選

  • 著者名:ドゥアルテ智子
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 誠文堂新光社(2020/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 810pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416719145

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内容説明

ルーツは修道院。日本の菓子文化にも大きな影響を与えたポルトガル菓子を徹底案内 カステラをはじめ、日本の洋菓子は16世紀にポルトガルの宣教師たちによってもたらされたとされています。 和菓子にも影響を与え、南蛮菓子と呼ばれるものはポルトガル菓子の影響を受けたものです。 そのせいか、ポルトガル菓子は日本人にとってどこか懐かしい味わいを感じさせるものが多数あります。 また、20年ほど前に、マカオからやって来て日本でブームになったエッグタルトもポルトガル菓子のパステル・デ・ナタがルーツ。 実は、ポルトガル菓子は日本になじみのある菓子が多いのです。 一方で、日本であまり知られていない菓子も多数存在します。 その起源が修道院にあり、卵黄をたっぷり使い、コクのある旨みが凝縮された甘さが特徴です。 同時に地方によって特色もみられます。 これらの菓子を101種に絞り込み、それぞれの歴史や物語を案内するのが本書です。 菓子への理解をより深めるため、また実際に作ってみたい方のためにレシピも併記しています。 ポルトガル菓子についてのコラムも織り込み、読み物としてもおもしろく、ポルトガルの菓子文化が丸わかりできます。

目次

A(アローシュ・ドース、アルゴラシュ) B(べーバドシュ、ビスコイット・デ・オレーリャ、ボーラ・デ・ベルリン、ボラシャ・デ・セトゥーバル、ボーロ・ド・カッコ、ボーロ・レイ、ブローア・デ・ミーリョ) C(カスターニャシュ・デ・オヴォシュ、コンフェイトシュ、コヴィレッテシュ) E(エンパーダシュ・デ・フランゴ) F(フィリョーシュ・デ・フォルマ、フィオス・デ・オヴォシュ、フォラ―ル) M(マンジャール・ブランコ、マルメラーダ、マッサ・ソヴァーダ) P(パォン・デ・デウス、パォンデロー・ミニョット、パポシュ・デ・アンジョ、パステイシュ・デ・バカリャウ、パステル・デ・ナタ、プディン・デ・レイテ) Q(ケイジャーダ) R(レブサードシュ・デ・オヴォシュ、ライヴァシュ、レブサードシュ・デ・オヴォシュ) S(ソーニョシュ) ほか全101種 基本の生地とクリーム 道具と材料について ポルトガル菓子ストーリーあれこれ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うなぎ

17
原田マハの風神雷神読んで図書館に返却する時見つけて、即借りた。基本はカスタードクリームに似てあらずの甘い卵クリームを使ったり、卵黄中心に使った黄金色のお菓子が沢山。材料もわりと同じようなものという印象だったけど、手間をかけ工夫をこらした調理や特殊な材料を使うことでバラエティ豊かな食感や味わいのお菓子が出来上がる、思った以上に奥深い世界だった。著者のお店は京都の北野天満宮の近くにあり、東京の小川町でもポルトガル菓子専門店があると知ったから、今年どっかで必ず買いに行く!食べたい!2020/02/06

秋良

13
良く言えば素朴、悪く言えば野暮ったいポルトガル伝統のお菓子の数々。シナモンをよく使うのはイスラム統治時代の影響もあるのかな?気になったのはワインの入ったクッキー。お菓子作り嫌いだけど、これは作ってみたい……気もする。2020/02/17

刺繍好きの糸ちゃん

12
著者さんがポルトガル人の旦那さんとやってるお店が、京都は北野天満宮(天神さん)のすぐネキにあって、今年の元旦、早朝お参りの際に行きまして。。。いくつかお菓子を買ったついでに、この本買いました。。。いろいろなお菓子のレシピとともに蘊蓄もたっぷり。ワタシは、食い物の蘊蓄、好きなんだなぁ。。。「甘い甘い」と噂のポルトガル菓子ですが、家でおかんや姉家族と美味しくいただきました(そんなに甘すぎなかった)。。。この本は、時々菓子をつくる母の手元にありますが。。。もってかえって何か作ろうか。2020/03/25

ぽけっとももんが

10
出張でポルトガルに行った主人のお土産の、そのあたりの店で買ったというパンが忘れられないほどおいしかった。ただの味もないパンがあれだけ美味しかったのだからお菓子が美味しくないはずがない。愛読書の「ようこそポルトガル食堂へ」でも卵黄と砂糖をこれでもかと多用して激甘だとされているポルトガル菓子。確かに容赦ない甘さのようだけれども、素朴でとても美味しそうだ。それになにより、写真とそのお菓子の由来やそれを食べる行事なども詳しくて、読み応えがあるのが嬉しい。2020/02/12

めぐみこ

9
かつて宣教師によってもたらされたことで、和菓子にも影響を与えたポルトガル伝統のお菓子たち101選。お菓子のレシピだけじゃなく、背景にある歴史や文化にまで言及してある。こういうの大好き。見た目は茶色が多くて地味だけど、味はこってりしてそう?卵黄と砂糖の使い方が独特だった。食べてみたいのは、ふわふわメレンゲのP84フィロフィアシェと、切り分けられるくらい固いプリンのP172プディン・デ・レイテ。卵黄とシロップで作るクリーム、ドース・デ・オヴォシュと普通のカスタードとの食べ比べもしてみたい。2021/04/04

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