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内容説明
【辛く悲しい思いは遠くにおしやり、空いたところに心地よい「何か」をコピペする】
新進気鋭のデカルト研究者による、心が晴れる「哲学書」!
抑えきれないマイナスの感情を上手にコントロールし、穏やかに鎮めていく確実な方法を、デカルトが易しく伝授!
◎「感情をコントロールするにはどうすればよいか、それをデカルトとともに考えていきます」――著者
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころこ
37
『情念論』は読んでいないので、興味のきっかけを与えてもらったことに感謝します。いずれ読みたいと思います。そして、古典を引いて議論を展開している点は良いと思います。しかし、一元論どころかオートポイエーシス的心脳一元論や、ハイデガー的アフォーダンスへの言及も無しの、今どき心身二元論なの?と。本書を読んだ感じが凄く似ていることで、直ぐに想起したのは夏目漱石『文学論』でした。そうか、あれは二元論的な単純さ故に、皆が言及し辛かったのだと。二元論にとどまる限り、議論が深まらないのは明らかです。著者の意図は何処にあるの2021/07/09