内容説明
禅的に、食生活を見直してみませんか? ◎その一粒の米は、多くの人の手を経ていまあなたの目の前にあります。◎「いただきます」は、シンプルかつ究極の感謝のことば◎「食べ終わり方」しだいで、お粥一杯でも十分満たされます。◎食事は「作る」のではなく、「作らせていただく」のです。◎スマホ、テレビ……「ながら」食事は、浮気をしているようなもの◎精進料理の味つけは、「薄味」ではなく「淡味」です。◎疲れたら、野菜たっぷりのお味噌汁をいただきましょう。◎にんじんの皮からは、最高においしいきんぴらが作れます。◎食器や調理器具を、大切な誰かと思って丁寧に扱いましょう。永平寺の典座(食事を司る僧侶)として修行した著者が指南する――もっと豊かに食べ、丁寧に暮らすヒント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だーぼう
19
傷つけてしまったからこそわかった、お味噌汁の淡味。きちんと咀嚼して腸まで無事に送り届けてあげたい。ブログに感想を書きました。2019/02/27
RED FOX
19
再読。料理を作った人、食材を運んだ人、食材を育てたり採ってきた人、更にその命が延々現在まで続いてきてあなたと巡り合ったこと、に感謝を込めて「いただきます」「ごちそうさま」を唱えましょう、とのこと。2017/12/07
RED FOX
14
禅宗の食事や作法から、体調管理を考える本。ご飯を食べる時は、その一粒のコメが貴方の身体に入るまでどんな人達の苦労を経て来たのか思いをはせましょう・・・。食事もよく噛めば一汁一菜で充分と。すがすがしくなれそうな気がした。2017/01/01
ちーたん
8
楽しかった。すごく食べ物大切にしたい。体のためにゆっくり食べたい。2018/06/01
Yuko
5
<禅の考え方で食生活を見直してみませんか? 永平寺の典座(食事を司る僧侶)として修行した著者が、料理の作り方、食べ方、器や包丁などの扱い方といった、誰でも実践できる「食事+禅の教え」を指南します。> 2017年 柿沼和尚3冊目。 一粒米、一片采、一滴水。そこに宿る大いなる命によって、生かされている。(p18) 2018/02/19