覇権の歴史を見れば、世界がわかる

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覇権の歴史を見れば、世界がわかる

  • 著者名:島崎晋【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ウェッジ(2020/02発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784863102231

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内容説明

■評論家・石平氏推薦! すべては2000年の「覇権」の歴史が知っている!
「なぜ、イギリスはEUを離脱するのか」「なぜ、米中は貿易、宇宙、AI等で覇権を争うのか」「なぜ、アメリカは世界の警察官をやめたのか」「なぜ、大国はことごとく衰退する運命にあるのか」「世界を正しく読み解くうえで欠かせない視座こそ「覇権」である。
有史以来「覇権」をめぐって争ってきた人類。世界史は興亡、争奪、確執、戦争を繰り返した歴史でもあり、世界史だけが覇権を握る条件を知っていると言えよう。
ローマ帝国、漢王朝、モンゴル帝国、大英帝国、アメリカ合衆国……。歴史上、覇権国家と呼ばれた国は「生存」「宗教」「植民地」「経済」といった目的にそって熾烈な争いを歴史に刻んできた。
本書は「覇権」という視座から2000年の歴史に立ち返り今の世界で起きていることの根源を探る新視点の歴史教養本。

[目次]
序 章 なぜ、世界では覇権争いが絶えないのか
第1章 「経済」の不均衡で過熱する覇権争い
第2章 異端を排除する「イデオロギー」と覇権
第3章 熾烈な競争を繰り広げた「植民地獲得」
第4章 「宗教観」を世界に広める使命感
第5章 「文化・文明」を誇示するための覇権
第6章 「生存圏」を確保するための覇権

<著者略歴>
島崎 晋(しまざき・すすむ)
1963年、東京都生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒業(東洋史学専攻)。大学在学中に、立教大学と交流のある中華人民共和国山西大学(山西省太原市)への留学経験をもつ。卒業後は旅行代理店勤務ののち、歴史雑誌の編集に携わり、歴史作家として独立。著書に『目からウロコの世界史』(PHP研究所)、『さかのぼるとよくわかる世界の宗教紛争』(廣済堂出版)、『一気に同時読み! 世界史までわかる日本史』(SB新書)などベストセラー多数。古今東西の歴史・文化・地理・宗教に精通し、多方面にわたる著作の多い稀有な歴史作家として知られる。

※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『覇権の歴史を見れば、世界がわかる――争奪と興亡の2000年史』(2020年2月18日 第1刷)に基づいて制作されました。
※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
覇権国家衰退の最大要因たる慢心 宇宙空間での新たな制宙権争い 世界覇権の契機たる東インド会社 紛争の種残す植民地分断統治 太陽の沈まぬ帝国の見掛け倒し 植民地支配のツケたる移民問題 近代化の歪みたる政治腐敗と縁故主義 ラ米干渉正当化へのモンロー主義変質 プロテスタントの見えざる国教化 八紘一宇掲げる皇国史観の特異性 古代アテナイ民主政と陶片追放 感情訴求するポピュリズム台頭の危険 資本主義欠陥露呈と経済格差拡大 政府強権による富の再分配要求 法学者統治論とイラン革命 近代化と反ユダヤ主義蔓延の歴史2025/04/29

Mistral_K

1
経済や人口動態など様々な要素に着目し、そのために覇権を目指す、あるいは結果的に覇権を獲得したといった例がわかりやすく整理されていた。2024/02/12

フレデリック

0
古今東西の侵略の歴史を紹介した一冊。過去に起きたことと現代の世界情勢とをリンクさせて書かれていて理解しやすかった。ただ地域や時代別ではなくテーマ別に構成されていたので、急に時代と場所が変わったりするのは少し戸惑った。今現在もロシアとウクライナ、中東紛争、中国の海洋進出、エネルギー問題など世界は常に争い事が絶えない。それも人間の欲望が根底にあると思うと、今後も国家間の争いは無くならないのかと、やや暗い気持ちになる。2024/08/15

Naoya Matuda

0
よかった 2024/04/10

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