内容説明
銀行の倒産事件が世界経済に波紋を。事件を探るジャーナリストにおどしの言葉が……。根の深い国際問題が化粧を落とし、犯罪が全容を現す。闇の中から危険が迫る! ――欧州の1銀行が営業停止となり、世界の各地に恐慌をきたした。被害総額は3兆円。とりわけ預金者の大半が、アジア、アフリカ、中東、中南米の第三世界にまたがり、これらの国々では深刻な状況に陥った。事件を追うジャーナリストの前に謎の老人が現われ、背後に隠された事実を探ると、国際的犯罪の全容が明らかに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coolflat
1
あるジャーナリストの死と欧州の銀行破たん、それに繋がる麻薬ビジネスと犯罪組織。これらの謎を雑誌ジャーナリストと旧内務省の老人が追っていくストーリー。フィクションであるが、それを解明(解説)するために、実名と実際にある組織を挙げて、日本経済と世界経済がどうリンクしているのか、見事に解説している。しかし途中から、主人公の誘拐話になってしまい、本筋である世界経済の闇が解明できず、尻すぼみに終わっている。確かに現実は全てを解明できないかもしれない。だがこの本はフィクションだ。最後まで解明して欲しかったと思う。2013/06/12
shiaruvy
1
コメント予定
はにいわ
0
持っているのはハードの初版本。若い時にCDをジャケ買いするようにこれも表紙に惹かれて購入した。スパイものが好きな私には当たり本。5~6年に一度くらい読み返し、年齢を重ねるに連れて理解度が増すノンフィクションのようなフィクション。2013/07/29
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