内容説明
霊能力など持たないごく普通の言語学者であった中部大学教授・大門正幸氏は、ネパール人であった過去生記憶(生まれる前の前世の記憶)を持つ日本人と出会い、そのネパール語が本物であることに驚嘆します。そして、多くの過去生記憶や臨死体験の実例を調べるうちに、その体験や記憶は本物だと認めざるを得ないことに気がつくのです。さらに、それらについての世界一の研究所であるバージニア大学の客員教授となり、本格的にその世界を研究するようになります。そして、なぜ人は生まれ、死んでいくのか。人間の人生の意味とは何かを真摯に問います。今の世に生きている人間の使命とは何か、なぜあの世と切り離され、ここにいるのか。その意味がわかる真実の一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
生活相談屋
5
いやぁ、なかなかの良書に巡り会えた。僕的にどストライクの立ち位置である。実証的かつ極めて公正(と僕には感じられた。)な態度。決してビリーバーに陥ることなく、かといって科学教の信者のようにアプリオリに否定もしない。こういう態度こそまさに「科学的」といえるのではないだろうか。多分世間的には「色物」扱いされているんだろうが、僕にとっては素晴らしい、第一級の知性を持った学者である。いやぁ、凄い人を見つけたぞ。2015/05/27
jjm
0
人生に目的何てものはなく、そこにあるから懸命に生きるだけ。終わらない人生は逆に困る。