内容説明
舞台は兵庫県西宮市の喫茶店。常連客のぼやき・つぶやきを詩人マスターがそっと耳を澄まし、聞き書きした。戦中から令和の市井の人々が語る全編関西弁泣き笑いのペーソスあふれるエピソード。旧本は故・田辺聖子さんが絶賛。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
12
いいお話なのだけど。会話そのままなのでほとんどオール関西弁なのですが、話し言葉を読むのはしんどいということに気づきました。かつて有村浩さんの「阪急電車」のレビューで、関西弁が一切ないことに違和感があるって書きましたが、全くないのも引っかかるけど、全編それってのもしんどいのですね。セリフの鍵カッコの中でだけ、ぐらいが程よい使用量なのかもしれません(個人の感想です2020/09/20
チェアー
7
これは良書。普通の人が喫茶店でなんともなしに語る話。それこそが歴史だ。戦争中の話は、いま記録しておかないともう聞けなくなってしまう。つらく悲しい話が多いが、生きるためにはそれを笑いに変えるくらいのエネルギーがなければだめなんだと認識する。コーヒーカップの耳に徹した著者がまた素晴らしい。喫茶店行きたい。2020/06/17
Cham
1
喫茶店を訪れた常連客のよもやま話。味わい深い話の数々。2020/04/05
ねむい
0
喫茶店のマスターがカウンターで聞く個性溢れる人々の話。1ページに詰まる人生の切れ端が味わい深いとため息をつく。 時代を生きた人々の戦時中の話が何気なく語られ、食べ物の話が多く、印象深い。2021/07/16
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