日本経済新聞出版<br> サブスクリプション経営

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日本経済新聞出版
サブスクリプション経営

  • ISBN:9784532114183

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内容説明

なぜ、企画倒れに終わるのか。
「モノ売り」とは本質的に異なるビジネスモデルに転換する方法を解説

最近、「モノ売り」の会社がこぞって「サブスクリプション始めます」
もしくは「リカーリングビジネス始めます」などの事業方針を唱えている。
しかし、とりあえず始めてみたけれど儲からない、
顧客がすぐに離れてしまう、といった問題を抱えて開店休業状態の企業も多い。

「モノを売る」こととサブスクリプションのビジネスモデルとでは、
組織の役割や業務プロセス、経営管理指標、システム、顧客分析手法、決済方法など、
すべてにわたって異なっている。
同じ顧客を相手にしているようで、まったくちがった発想ややり方が必要になるのである。

本書は、いま話題のサブスクリプション経営につき、
従来のビジネスモデルとどこが異なるのか、
どうすればうまくいくのかをコンパクトに解説した入門書である。
先端の成功事例を取り上げながら、そのポイントを具体的に紹介する。

著者はデロイトのテクノロジー担当の執行役員で、
旧来型メーカーがサブスクリプションモデルに転換するためのコンサルティングを多数行っている。
本書でもそうした経験を生かした実戦的な解説を行う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

92
最近の流行で、このサブスクリプションや5Gが話題になっているようです。私も具体的にはわからなかったのでこの入門的な本を読んで理解することができました。ビジネスモデルというよりも一種のツールのような気がしました。このツールをうまく使用して企業が対応できるようにビジネスを変えていくということなのでしょう。アメリカ的な考え方ですね。2020/04/27

壱萬弐仟縁

26
売る方法として、モノ売り→コト売りへ(16頁)。観光では、確かモノ消費→コト消費とマーケティングでは既に言われていた気がする。例えば、 https://ferret-plus.com/6452 など。サブスクリプション・ビジネスの(SB)本質は、顧客接点の変革にともなう、組織改革、業務プロセス改革、データ分析基盤を含むIT改革(19頁~)。コロナ禍で余計に消費者が見えにくくなっているのではないかと思う。SBにおける売り上げは、価格×契約数×契約期間(120頁~)。継続期間がポイントである。2020/12/12

gotomegu

6
けっきょくサブスクは、手段であって目的ではないんだよね。だからサブスクをやろう!というのは本末転倒。「喜んでもらいたい!」があってこそのサブスクだと思う。それが確認できた。だから、「サブスクは新しい仕事を創出することである」といった手法全般があやしい。2020/04/12

ルミナス

4
サブスクリプションビジネスの検討項目が良く分かった。 基本的にズオラのことか中心。 やはりサブスクリプションを本気でやるならば新会社を立てるくらいの気構えが必要。 うちの会社はどこまで本気で言ってるんだ? ただのかけ声じゃないことを祈るばかりだ。2020/03/03

僕です

3
この本が図書館で速攻借りられる日本。もっと読むべし。そらにしてもサブスクリプションは顧客との長い関係性を気づける仕組みではあるが決して「月額チャリンチャリンシステム」ではなく顧客全体から社内組織全体まで改革していかないと成長はないビジネスなんだなと改めて思った。2020/07/16

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