内容説明
ふたたび、音楽の秘境へ――
クラブ・ミュージックを通過した耳で聴く
アンビエント、ニューエイジ、現代音楽、実験音楽、あるいは異形のジャズとロック
2013年に発売、未知なる音世界へと誘う新感覚ディスクガイドとして中古レコード市場を中心にじわじわと反響を呼び、メーカー在庫切れ後はプレミア価格で取引されてきた『obscure sound 桃源郷的音盤640選』の大増補改訂版。DJ/バイヤーとしてワールドワイドなコネクションを持ち、ニューエイジ/アンビエントなどの世界的再評価を牽引するChee Shimizuが約800枚(うち前作とのダブりはわずか200枚強)のレコードをセレクト。ほかとはひと味違う音楽を求めている方のバイブルとなり得る1冊です。
目次
THE WORLD OF YASUAKI SHIMIZU(清水靖晃インタビュー掲載)/JAPANESE AMBIENT & NEW AGE/SPECIFICITY OF ECM/ACCIDENTAL MUSIC IN SPAIN/ORGANIC/ETHNIC/PSYCHEDELIC/SPIRITUAL/EXPERIMENTAL/COSMIC/MEDITATIVE/FLOATING
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すぱちゃん
20
アンビエント、ニューエイジものの調べもののため再読しました。私もこの本の主題である「クラブ・ミュージックを通過した耳」でアンビエントに出逢った一人です。実験音楽の盤にも目を通し、さらに聴いてみたい盤が増えてしまいました。2020/09/11
山田太郎
18
よく調べてるなというかアメリカイギリス日本以外ほとんど聞くことないので、このいろんな国の音楽よく探すというか情報どうやって集めてるんだ。聞いたことあるのどころか知ってるのもほとんどないけど、なんとなく楽しめる。2021/07/24
すぱちゃん
8
私のようにクラブ・ミュージックを通過した人間が、その耳で聴く次なる音楽とはどういうものでしょう?私の場合はアンビエント、実験音楽、現代音楽、民族音楽、ポスト・クラシックなどですが、この本を読むと、他にも色々興味深い音楽が存在していることが分かります。ただし、ちょっと盤が古めかな?818枚のアナログ盤についてのディスクガイドです。本書を参考に、少し新たな盤を探してみます。2020/03/31