内容説明
新鋭作家である待居涼司の出世作『凍て鶴』の映画化が決まった。監督・脚本に選ばれた奇才・小野川充は、かつて世間を騒がせた自殺系サイトとその主催者の“伝説の死”に異常なこだわりを見せ、執拗に映画と絡めようとする。はたしてその思惑とは――? 予測不能の恐怖が待ち受ける、雫井サスペンスの真骨頂!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
51
作家待居涼司が書き上げた「凍て鶴」が映画化されることに。 監督脚本を担当する小野川は、木ノ瀬蓮美という自殺サイトによって死んだ女性を中身に入れこもうとする。 その詳細を知るためライターの今泉が調査するのだが。 小説の中の小説というメタ構造。 そこに対して違和感をところどころ入れ込みながら映画化へ。 真相はそこまで捻ったものではないが、結末に選んだ選択は興味深い。 真相を知ったうえでの映画化では意味合いが変わってくるというもの。 不穏を残して終わるが、そういうモヤっとしたものを体現している小説。2026/02/22
A
18
大賞を受賞し、映画化の話まで決まった小説家に天才肌の脚本家がしつこく絡んでくる。後半からどっちが怪しいんだとなった。そして予想外のラスト。奇才のやることは凡人には想像がつきません。2025/03/25
KG
5
この作家さんの作品は初読み。話を追いながら作風も探っていた。会話を中心に進む序盤に、自分の好みとは違いそうだと思ったのだが、結果的にそれは早計だった。最初に書くとネタバレになると思ってここまで感想を書くのを我慢したが、一言、やられたー。主人公の一人である待居は日本プライム文学賞を受賞した作家。犯罪シーンの臨場感が凄いらしい。その受賞作の映画化監督して近づいてくる小野川。言動の裏に何か狙いがありそう。そして本作のタイトル。これはそういうことでしょと、分かった気分で読み進めた結果、作者の意のままに転がされた。2020/06/27
terukravitz
4
図書館本 ★☆☆☆☆2020/01/14
昌子♪♪
2
登場人物の殆どが、鬱陶しくて苦手😫何とか読めたけど、イマイチ乗れなかったかな💦2026/02/23
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