双葉文庫<br> 鎌倉あやかしシェアハウス

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双葉文庫
鎌倉あやかしシェアハウス

  • 著者名:遠藤遼【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 双葉社(2020/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575523201

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内容説明

子どものころからから霊が「視える」体質の宮原景子は大学卒業後、小さな会社に就職するが、社長が夜逃げして、路頭に迷ってしまう。困った景子が、よき理解者である祖母に相談したところ、鎌倉にある「孔雀荘」というシェアハウスの管理人になってくれるよう頼まれる。しかし、その「孔雀荘」の住人は、神様やあやかしを筆頭に、見習いの陰陽師、訳ありの詐欺師など、一癖も二癖もある人間(+あやかし)ばかりだった! クスリと笑えてじんわり泣けるハートウォーミングあやかしストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

49
6月の初日からアヤカシ好きでシェアハウス好きの私には当たり~!ってとこです。祖母の営むシェアハウス「孔雀荘」では一癖も二癖もある人間が住まう。こういう本って思わぬ拾いものがあるんです。「この世での死はあの世では誕生。魂の一年生として新しい日々が待っているから寂しがる事はない」と。有り難い言葉じゃないですか(#^^#)。学生時代に行った鎌倉に晴明さんがいらっしゃるとは知らなんだ・・私が行ったのは大仏さんと鶴岡八幡宮じゃなく縁切寺東慶寺だった( ;∀;)。2020/06/01

瑪瑙(サードニックス)

34
就職したばかりの会社が夜逃げ同然で無くなってしまい、祖母の営むシェアハウスを代理で手伝うことになった景子。彼女はいわゆる視える人だった。子供の頃からその力を隠して目だたないようにしてきた。唯一同じ能力を持つ祖母と視る能力はないけれども母は理解してくれていた。祖母の営むシェアハウス『孔雀荘』の住人たちは大半が人ならぬ者たちだった。ちょっとドキッとする展開もあったけれども、シェアハウスの住人たちは良い人(?)だった。さらっと読めます。2022/09/28

ロマンチッカーnao

21
期待せず、気軽に読み始めたけど、良かった。心が癒やされました。優しい話です。泣くほどの感動でもなく、考えるほど難しくもなく、でも、なんとなく心惹かれる。読み終わり、これ、続編ないのかなって探してしまった。北鎌倉にあるシェアハウスの『孔雀荘』に暮らす、どこかかわった住人たち。見た目は普通の人々だけど、八咫鏡、陰陽師、神様だったりする。この作家さん、別のも読んでみよ。2022/04/09

よっしー

20
あやかし達の住むシェアハウスの管理人である祖母の代理として住むことになった主人公。不思議なものが見えてしまうがゆえに、普通に憧れを抱いているやや世の中をひねた見方をしていると思っていましたが、読み進めていくうちに本当の「当たり前」「普通」が分かっていないのかなと思いました。だからこそ、最後で自分自身のあるがままを受け入れて、大きく成長したようにみえたのかな。管理人と店子の距離が近すぎる気もしますが、退屈しない毎日が送れそうですね!!2021/12/20

じょじょ

7
何だかほんわか。主人公のキャラがいいからささくれだっていた気持ちも落ち着いた。可愛らしいお話。2021/07/30

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