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内容説明
定年を迎えたからといって、努力をやめてはいけない。むしろ「人生の集大成」に向けた時期が始まるからこそ、日々ベストを尽くして生きる必要があるのだ。常に全力で目の前の物事に取り組めば、何歳からでも「伸びしろ」はあるし、後悔などしない――。伊藤忠商事会長、中国大使を歴任した著者が、豊富な人生経験をもとに定年後の幸せから、老後の理想、若い世代との向き合い方まで、縦横無尽に記した人生後半戦の指南書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
100
丹羽さんの本を読むといつも私のような年寄りは元気づけられます。今までに書かれていることもあるのですが、確かにここに書かれているようなことを今後も続けていけばあまりぼけになる気はしません。確かにサラリーマンを勇気づける言葉が書かれていますがそれには努力が必要なのでしょう。2021/01/09
Mr.チャーリー
38
本書のタイトル『死ぬまで、努力』。これだけ目にすると何だか辛いなぁという印象をもってしまいます。でも本書を読んでみて、毎日ダラダラと過ごすことなく、今日も充実した一日だったと思えたら、それでいいのではないかと感じます。僕は今年の3月に定年退職して、現在、定年前の仕事とは全く異なる仕事に従事しています。社会や色々な人達とつながっているなと実感しながら過ごしている今、とても楽しい毎日です。2020/09/23
kubottar
25
死ぬまで努力と聞くと時代錯誤のような印象もするが、それはブラック企業で死ぬまで努力するという意味ではなく、自分の人生を輝かせてくれる会社で死ぬほど努力をして人生を豊かにしなさいという意味だ。しかし、非正規社員が半数を超える今、死ぬほど努力をしたら本当に死んでしまう。そこが悩ましい。2020/03/02
ルル
23
能力というのは自分で評価するものじゃない、他人が評価するものだ。←こんな言葉がでてきたが、更には、能力だけでなく、性格も特性も働きぶりも人柄にいたるその全ての,評価は周りから与えられる。他者あっての自分です(*^^*)2020/12/08
いーたん
12
死ぬまで、努力。先の見えない日本において、いまの日本人は安閑としすぎていることに、著者は強い危機感を持っている。日本の未来を担うのは国民一人ひとりであり、老若男女がそれぞれに自分を磨き成長していくしかない。そのためには、努力、全力で目の前の仕事に取り組むしかない。 タイトルから余生の過ごし方が書かれているかと思ったら、そんなのんびりしたものではなく、襟を正す思いだった。今はコロナ禍が鎮静化することに気を取られているけど、日本や世界が抱える懸案はさらに複雑化して目の前に横たわっていることにハッとさせられた。2020/04/08