モリー、100匹の猫を見つけた保護犬

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モリー、100匹の猫を見つけた保護犬

  • ISBN:9784488003937

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内容説明

失踪した猫を専門に捜す探偵犬が英国に存在する。元警部コリンはペット専門の探偵事務所を立ち上げたものの、悩ましいのは失踪した猫の捜索だった。コリンは猫を捜す探偵犬を自らの手で育てようと決心する。だが、候補犬さがしは難航を極め、半ばあきらめかけていたところに出会ったのが問題行動だらけの保護犬モリーだった。そしてコリンの根気強い訓練により、モリーの類い稀な才能が花開き……。一人と一匹の絆を描く感動のノンフィクション!/【目次】1 モリーの最初のテスト/2 嗅覚の勝利/3 私立探偵からペット探偵へ/4 変わるきっかけ/5 先駆的なプロジェクト/6 驚きの抜擢/7 ブランブル・ヒル・ファームでの訓練/8 フィリップ、ホリー、いたずらっ子モリー/9 バフィを取りもどせ/10 ブルーベルの森/11 犬とクサリヘビ/12 猫と川船/13 ノッティングヒルの悪夢のような事件/14 迷い猫といじわるじいさん/15 モリーと祖国を離れた猫/16 ブリクストンの家出猫/エピローグ/謝辞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

91
昔から動物が大好きだった元警官のコリンはペット専門の私立探偵を始め、捜索の難しい猫の足取りを追うため保護犬モリーを探索犬として訓練する、外国ではペットの盗難が多く高級なペットを盗んだり、セレブな飼い主から身代金を取ろうとする誘拐まであるとは、飼い主にとってはペットは家族であり大切な存在、何をおいても見つけ出したい気持ちは当たり前、モリーの様な賢い犬が匂いを元に追い相棒の元警察官の推理で見つけ出す、こんなペット探偵がいたら心強いことだろう。2020/03/22

ぽてち

23
とてもおもしろいノンフィクションだった。本書の著者・コリンは、英国海軍に11年、除隊後州警察に15年勤めたのち、私立探偵に転身する。その後ペット捜索専門の事務所を設立し、長年温めてきたアイディアを実現する。すなわちそれがモリー、行方不明の猫を探す使役犬だ。使役犬といっても、飼主でもあるコリンと共に暮らし、深い絆で繋がっている。様々な捜索活動を紹介しながら、人と動物の関係が生き生きと描かれている。“事実は小説より奇なり”という言葉を実感した。2020/03/27

8
英国海軍、警察官の職を経て私立探偵を開業した「私」の夢は、猫を探し出す犬と仕事をすることだった(その動機は本書に詳しい)突飛ともいえるアイデアの実現に向け、粘り強い努力の末にパートナーと出会った探偵が、捜索活動を行うノンフィクション。保護犬出身のモリーと「私」の冒険は、まだまだ続く!2020/06/30

ののまる

6
モリー姐さんすごい❗️ 人間よりすごい❗️2020/10/26

しのぶ

3
イギリスのペット探偵が、相棒モリーとの出会いや仕事っぷりを描いたノンフィクション。おもしろかったけど、どうせだったら小説仕立ての方がよかったかも。 2020/06/20

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