さよならが言えるその日まで

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さよならが言えるその日まで

  • 著者名:高木敦史【著】
  • 価格 ¥1,617(本体¥1,470)
  • 講談社(2020/02発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065186572

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内容説明

ねぇ、嘘だって言ってよ、お父さん――。

その日、ありふれた日常がひっくり返った。
教え子を誘拐したまま、事故死した父。
親族、警察、マスコミ――誰も何もわかってない!
遺された娘は、父の名誉にかけて、真相を追う。

「静岡県三島で交通事故が発生。運転していた男性一名が死亡――」ニュースを見た森遠伊緒は愕然とする。亡くなったのは自分の父だった。だが、悲嘆にくれるのも束の間、追い打ちをかけるように驚愕の事実が判明する。事故発生当日の未明に失踪した少年の痕跡が、事故車から発見されたという。自分の父は誘拐犯だったのか――いや、そんなわけがない。周囲からあびせられる非難、マスコミの追求、警察からの圧迫。折れそうな心を奮い立たせ、伊緒は真相を知るべく、行方不明の少年を探すと決意するが……。
ミステリ界期待の新星が書き下ろす、「家族のカタチ」を問う傑作ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

89
高木敦史さん、初読み。小学校教諭の父が交通事故で死亡した。ところが父の車中から行方不明になっている教え子の痕跡が発見され、父は誘拐犯の汚名を着せられる。一人娘の高校生・伊緒は父の無実を証明するために行方不明の小学生・六助を捜し始める。ミステリーでもあり、家族の形を描いたものでもあり。伊緒の後先考えない行動に最初はいらっとしたけれど、エピローグのロクの言葉が良かった!2020/06/11

ゆのん

74
【NetGalley】ある日突然、父親が死んだ。しかも誘拐犯として。誘拐された子供は行方不明に。父親を信じようとする高校生の主人公は行方不明の子供を探すことに。世間や身内からのバッシングの中、悲しい思いや怖い思いをしながら成長してゆく主人公が健気で好感を持てる。『家族』の定義がとても良い。血の繋がりだけでは無い大切なものがある。592020/03/10

ぶんこ

57
交通事故死した教師の父が誘拐犯との汚名をきせられた。一人っ子のイオは、仲の良かった父を信じて真相解明にのりだす。父の死後、行方不明になったままのロクを探す。マスコミのいい加減さ、ライターの参子の図々しさと無責任さにハラハラし、嫌なことからは目を逸らす母親にももどかしさを覚えました。一緒になって動いてくれた従兄弟、ロクを匿ったミキヤス。力になってくれた人はいました。人は窮地に立った時に試されるのかなと感じました。汚名がはれてよかったです。2020/10/11

よっち

48
教え子を誘拐したとされる父が事故死しひっくり返った日常。誰も何もわかってない親族や警察、マスコミに憤る遺された女子高生の娘・イオが父の名誉にかけて事件の真相を追う物語。車に残されていた行方不明だった謙介の教え子・ロクの痕跡。親戚のヒデローと調査を始めたイオが直面した意外な事実、ロクを匿った引きこもりのミキヤス、明らかになってゆくロクと父親・ツギオの関係や当時の状況。大人たちに時には振り回され助けられながら、それぞれが向き合って過去を乗り越え、新たな一歩を踏み出すエピローグにはぐっと来るものがありました。 2020/03/27

kei302

45
小学校教師の父親が担任の男子児童を誘拐し、児童が行方不明のまま事故死する。ショッキングな事件。マスコミの発する情報が無責任な憶測を生み家族が追い詰められる。深刻な状況なのに、軽い、軽すぎ。捜索・追跡のすれ違いには緊迫感があったのだが。最後に、隠された家族の秘密が明らかになるが、打ち明ける母親があっけらかんとしている。深刻に捉えがちな世間のほうが間違っているのかな、と考えさせられた。NetGalleyJP2020/02/21

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