内容説明
東大経済学部で教わる金融学を、初めてこの学問に触れる人にもわかりやすく解説したベストセラーが文庫になって登場! 銀行の役割とは? なぜ企業倒産が起こるのか? 日銀の非伝統的金融政策の意味とは? といった基本から、債券や株式の価格決定の仕組み、デリバティブ、ビットコイン、フィンテック、電子マネーまで最新の話題も網羅。日銀政策委員会審議委員、年金積立金管理運用独立行政法人の運用委員長、さらに日本政策投資銀行社外取締役を務めた著者だからこそ教えられる、資金運用や銀行経営の実務も網羅。学問としての金融だけでなく、実務的観点も学べます。これ一冊で、金融学を語れる知識に!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん。
7
現代社会では生産のさいに大なり小なりお金がかかる。経済体制が分業となっているためだ。そのためたとえば仕事を依頼するためにもお金が必要だからだ。2024/01/18
syuu0822
7
タイトルから抱くイメージほど初学者向けではないように思います。既に金融を専門で学んだことのある方が、ざっと復習するのにいい感じ?同じ本を読んだ他の方曰く、書いてある用語は偏りなく公平らしいので、そういう意味ではいい本かも。 読み終えて、お金ってなんだか抽象的(数字の世界)かつ複雑で、こんなことをやっている日銀総裁はすごいんだなと改めて思いました。2023/03/27
masabi
5
【概要】金融入門・ファイナンス入門・金融政策を解説する【感想】自由放任だと金融危機が起こり、規制で雁字搦めにすると金融の円滑さが犠牲になる。安全策を講じるとそれがかえって野放図な行動を招く誘因にもなりかねない。また、政策の理論的裏付けがあるのに現実には意図した結果とならないなど人の行動を変容させることの難しさを感じた。信用創造の金を生み出す説明と銀行間の口座の決済に日銀の預金残高が使われるといった説明に驚いた。勉強する取っ掛かりには良さそうな本だった。2024/05/21
みかん。
5
1990年代テイラー・ルールの発見により近似的ながら中央銀行の政策金利は求められることが発見された。自然利子率と物価上昇率を足し合わせたものを政策金利の金利目標とすればいいのである。自然利子率と物価上昇率の真の値を知ることは難しい。とはいえ物価上昇率が下がっていた場合テイラー・ルールの近似によりたとえば政策金利を引き下げることで景気を刺激することは困難となるのである。2024/03/21
DC
2
読んだ★2 それなりの大学の経済学部を卒業しましたが、 全然わかりませんでした。 題名の通り、ざっと学べます。 残念ながら、新たな知識は身に付かず 読んだという満足感だけが残りました。 追記します。 新たな知識が身に付かないのではなく、 すでに知っていることが多かった、 というのとだと前向きに捉えます。2023/03/26
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