角川文庫<br> 天涯の楽土

個数:1
紙書籍版価格
¥770
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
天涯の楽土

  • 著者名:篠原悠希【著者】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • KADOKAWA(2020/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041091210

ファイル: /

内容説明

弥生時代後期、紀元前一世紀の日本。
久慈島(くじのしま)と呼ばれていた九州の、
北部の里で平和に暮らしていた少年隼人は、
他邦の急襲により里を燃やされ、
家族と引き離される。
奴隷にされた彼は、敵方の戦奴の少年で、
鬼のように強い剣の腕を持つ鷹士に命を救われる。

次第に距離を縮める中、
久慈の十二神宝を巡る諸邦の争いに巻き込まれ、
島の平和を取り戻すため、
彼らは失われた神宝の探索へ……。
運命の2人の、壮大な和製古代ファンタジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

42
弥生時代後期。久慈島と呼ばれる九州北部の里で平和に暮らしていた少年隼人。津櫛邦の急襲により里を燃やされて家族と引き離され奴隷にされた彼が、敵方の剣奴の少年・鷹士に命を救われる和風古代ファンタジー。過酷な奴隷生活にたびたび反発し、周囲から痛めつけられる隼人を救ってくれる鷹士。次第に距離を縮めてゆく彼らが久慈の十二神宝を巡る諸邦の争いに巻き込まる中、隼人は生い立ちの秘密を知り仲間たちと島の平和を取り戻すため、失われた神宝の探索に向かう展開はなかなか壮大で良かったです。続きが出るようならまた読んでみたいですね。2020/02/23

ぐっち

35
作者さんのデビュー作。古代九州を舞台にした少年たちの物語。「空色勾玉」とか好きなのかな?と思わせる雰囲気。拾われる前の記憶がない隼人に、渡来人を母に持つ鷹人のボーイミーツボーイな物語。うちの田舎にも訪れてくれてうれしい。今月末に続編が出るらしいので楽しみです。2020/07/18

MATSU

19
この作家さんのシリーズを読んでいたのでこちらも。デビュー作なんですね。なんか漢字が難しくて😅読めないまま終わった所も多々。でも、面白かったです。ただ、主人公もう少し考えて❗って思う所が多かったですね。まぁそこが隼人なんですが。続きもあるそうなので、二人の関係がどうなっていくのが楽しみです🎵2022/04/23

Nagomin

16
古代の九州を舞台とした和風の骨太ファンタジーで、好みの設定だったため、一気読みしてしまった。神話が絡められており、以前、九州旅行に行った際に知った、日向神話などが思いだされ、楽しんで読めた。隼人と饒速が強い絆で、結ばれており、隼人が怪我をするたびに、饒速が痛みを吸い取り、代わりに引き受けていたというのには、感動させられた。また、隼人と鷹士の出会いが、邦の運命をどう変えていくことになるのか続きが楽しみだと思った。2021/07/08

うめきち

13
弥生時代の2人の少年。冷静沈着な鷹士がいい。まるで金椛国シリーズの玄月さんのようで。家族に会えるといいなぁと思います。続編も楽しみです。2023/01/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15101878
  • ご注意事項

最近チェックした商品