角川文庫<br> うつろがみ 平安幻妖秘抄

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角川文庫
うつろがみ 平安幻妖秘抄

  • 著者名:三好昌子【著者】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2020/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041089064

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内容説明

源譲は幼き頃に帝である父と母を亡くし、以来無欲に生きてきた。だが突如、時の権勢者・藤原基経に呼び出され何物かに憑かれた姫を正気に戻すよう求められる。姫の魂を取り戻すため譲は魔道山へ向かうが……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

59
今回の三好作品は平安ファンタジーという私の大好物っでうれしい。しかも基経の時代。『山河寂寥(杉本苑子)』が好きなのでこの時代には興味がある。藤原明子の怖さや哀しみもきちんと伝わるし、ファンタジー部分も草木の香りのする清々しさで気持ちよく読めた。2020/03/06

はつばあば

51
平安の時代藤原明子・文徳天皇の女御で藤原良房の娘が巻き起こした嫉妬に便乗した・・藤原氏に蹴落とされたり恨みを抱いた穢れた霊・瘴霊が民衆を苦しめる。それを文徳天皇の愛人夏萩との間に生まれた源譲(惟忠親王)が神霊・虚神と共に妖の住む山に分け入って・・。藤原氏は好きじゃありませんが明子さんにはそれほど悪い思いを持ってないのに・・どちらかと言うと可哀想な人だと。この神霊との禅問答のような会話・・いやぁ疲れました。「縁見屋の娘」より手ごたえのある苦戦もの。ですが今度は「幽玄の絵師 」を読んでみたいかと。 2022/08/17

るぴん

41
母本。文徳帝の第四皇子・惟忠親王は、臣籍降下し、源譲として東北の鎮守府副将軍を勤めていたが、時の権力者・藤原基経に、霊に取り憑かれた姫を元に戻せと命じられる。神霊、蝦夷の神女、幼い頃の約束、父帝の密詔、藤原氏の闇…。冒険あり陰謀あり、少々ラブもあり、ファンタジーとしての面白要素が詰まっていてわくわくしたけれど、少し駆け足過ぎたかな〜という印象。ここまで詰め込むなら、もっとゆっくりじっくり読みたかったなぁ。それにしても、藤原氏が色々と酷い書かれよう(笑)。2020/05/12

よっち

37
幼くして帝たる父と母を亡くし東北の鎮守府副将軍となり、蝦夷との戦いに生きてきた源譲。都で検非違使の少尉となった彼が、時の権力者・藤原基経から神霊に憑かれた姫を元に戻せと命じられる平安ファンタジー。帝位を巡る争いに巻き込まれた譲が押し付けられた基経の娘、出羽から連れてきた蝦夷の神女・為斗の存在、そして幼き頃の約束を果たすなら姫の魂を捜すという神霊・虚神と魂がさまよう魔道山。以前の立場から時の権力者たちに目の敵にされ窮地に陥りながらも、大切なものを最後まで見失わなかった譲が迎えた結末はなかなか良かったですね。2020/03/30

星々

23
源譲(惟忠親王)は幼い頃に帝たる父と母を亡くし、臣籍に下り検非違使として無欲に生きてきた。 だが突然、時の権力者・藤原基経から神霊に憑かれた姫を元に戻せと命じられる。姫に憑いた虚神(うつろがみ)とともに魔道山に向かうが果たして姫の魂は救えるのか。 姫を救うだけの物語ではなく、自分の過去と向き合い、母の死の元凶である帝の正妻、藤原氏の明子との対決。魔道山の妖しげな様子などが描かれる。梔子(くちなし)の香りは甘くていい香りですよね。2023/06/29

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