内容説明
デビュー作『遠い島影』から、『男一匹ガキ大将』の大ヒットをへて『俺の空』『硬派銀次郎』『サラリーマン金太郎』まで。つねに新しいジャンルに挑み、数々の名作を生み出してきた本宮ひろ志が、みずからの半生をはじめて明かす。“鬼オヤジ”との確執、身も心もぼろぼろになった恋、そして創作の苦悩と喜び。漫画にすべてをかけた男の熱き魂の自画像。巻末には北方謙三、大沢在昌との2本の対談を収録。
目次
はじめに
第一章 天然まんが家
第二章 自作を語る
特別対談 北方謙三×本宮ひろ志
大沢在昌×本宮ひろ志
本宮ひろ志作品年譜
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FAVORI
1
★★☆☆☆ 漫画作品はあまり読んだ事ないが、これは手に取ってみた。2015/11/11
noritsugu
1
『マンガ原稿料はなぜ安いのか?』で面白いとか書かれていたので読んでみた。確かに面白かった。半生、自作について、北方謙三・大沢在昌との対談という構成。マンガ製作をプロジェクト・プロデューサー制に!という竹熊さんの考えに近いのかな?(著者は絵がうまくないというコンプレックスがあったからプロジェクト制になったようだが)2011/06/04
ma-no
1
本宮先生は凄いビジネスパーソンだと思う。いい意味で、まんが家の発想で書いてないから、おもしろいまんがが生まれるのだと思います。2003/07/08
Ko
0
俺の空なみのやりまくり、無軌道さの著者の人生を書いた本。 性と暴力を衝動のままに解放することを良しとしていた古い時代の人という印象を受けた。 挿絵を著者の娘さんが描いていて、毒気が中和されているが、古い考え方で、時代が変わったことを再認識した。 2019/10/14