再生可能エネルギー主力電源化と電力システム改革の政治経済学―欧州電力システム改革からの教訓

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再生可能エネルギー主力電源化と電力システム改革の政治経済学―欧州電力システム改革からの教訓

  • 著者名:長山浩章【著】
  • 価格 ¥8,580(本体¥7,800)
  • 東洋経済新報社(2020/03発売)
  • ポイント 78pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492800898

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内容説明

●「日本の電力システム改革」は今後、どこに向かうべきか?
●「欧州再エネ政策」の教訓と課題は? 欧州の未来は?
●「再エネ支援制度(FIT、FIP等)」は将来どこに落ち着くか?

★日本と欧州の最新事情が1冊でわかる!
電力システム改革設計、再エネ政策、環境価値、揚水発電の運用、原発の廃止措置、VPPの興隆など最新の情報を、欧州と我が国の比較のなかで網羅的、体系的に紹介

★多くの審議会、検討会での論点をカバー
日本の電力システム改革や再エネ大量導入にかかわる多くの審議会、検討会等(経済産業省・資源エネルギー庁、電力広域的運営推進機関、電力・ガス取引監視等委員会)での議論を最大限把握し、関係付けし、要点をカバー

「再エネ(FIP)」「環境価値」「原発」「揚水」「VPP」「水素」にまつわる
「詳細な解説」&「日本・欧州の最新事情」&「画期的な提言」
その3つ全て1冊でわかる、完全バイブル

電力関係者、研究者必読の1冊、ついに登場!

目次

まえがき
本書について
要約
第1章 我が国における電力システム改革と再生可能エネルギー導入拡大による市場の急変
第2章 欧州における電力システム改革と再生可能エネルギー
第3章 我が国と欧州における揚水発電所の運用上の課題と
再生可能エネルギー主力電源化に向けた揚水発電所のさらなる活用に向けた提案
第4章 英国における原子力政策(発電・廃止措置)と我が国への教訓
第5章 日欧における再生可能エネルギー大量導入時代に対応した新たなビジネスモデル
第6章 ポルトガルにおける再生可能エネルギー大量導入による電気料金赤字への対応と証券化スキームの我が国への教訓
第7章 再生可能エネルギー主力電源化のための提言
あとがき
参考文献
英語略語一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

人生ゴルディアス

4
眠気との戦いになるかと思いきや、すごく面白かった。需要が時刻/季節で大きく変動し、給電インフラは固定的で、しかも貯めることのできない電気を、効率的安定的に供給し続けるにはどうすればいいか? しかもここに風力と太陽光という、発電側にも大きな不確実性を持つものが大規模に接続されるとなった時の制度設計とは何が最適なのか。定性的な部分が多いので条件把握がしやすく、完全に経営シミュレーションゲーム。また、再エネを巡る偏見みたいなものもかなりなくせた気がする。環境意識がどうこうじゃなく、完全に文化とレガシー問題だった2024/04/01

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