内容説明
大国アメリカが凋落のきっかけとなったベトナム戦争。そこから45年たって82歳となる「戦場カメラマン」がなお語りきれない戦地を深く書いた。銃弾飛び交う前線の裏にいる庶民の姿もきちんと見た、北爆下の北ベトナムにも入っている唯一の写真家の記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オールド・ボリシェビク
2
戦場カメラマンが見てしまったベトナム戦争。2020/03/13
ゆうろう
1
尊敬する報道写真家・石川文洋さんの、ベトナム戦争関連の著書。石川さんのルポにはよく市場の品々の値段が例示されるが、このスタイル、個人的に気に入っている。ベトナム戦争の本質を突いた「民衆はいつも戦争の犠牲者」(P147)、「南ベトナムの政治家、高級将校、一兵卒まで、〜この戦争はアメリカの利益のためと考えている人が多かった」(P188)や、「共産主義を拡大するためにアメリカと戦ったのではなく、その前にベトナムを独立させるという前提があった」(P369)の指摘は鋭い。旧日本軍占領下の「200万人餓死」は初耳だ。2022/01/31
takao
0
ふむ2025/02/22
-
- 電子書籍
- 賢者の孫【分冊版】 140 角川コミッ…
-
- 電子書籍
- 可愛めヤンキーと血だまりの君【タテヨミ…
-
- 電子書籍
- うみねこのなく頃に 紫(1) Forg…
-
- DVD
- 人造人間キカイダー VOL.2
-
- 電子書籍
- だりや荘 文春文庫