「課題発見」の究極ツール 哲学シンキング 「1つの問い」が「100の成果」に直結する

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「課題発見」の究極ツール 哲学シンキング 「1つの問い」が「100の成果」に直結する

  • 著者名:吉田幸司【著】
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • マガジンハウス(2020/02発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784838730810

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内容説明

「考え方」がわかれば、だいたいの問題は解決する!

――『ストーリーとしての競争戦略』著者
一橋大学大学院教授 楠木建 絶賛!

商品「哲学」。
職種「哲学者」。

著者は日本で初めて「哲学専門の会社」をスタートさせ、
独自の「哲学コンサルティング」を実施している哲学者。

「哲学が、どうビジネスで使えるのか? 」

という疑問に真っ向から挑み、
組織においても、個人においても現状を変えていく突破口を見つけ、
圧倒的な成果とインパクトをもたらしています。

その思考のメソッド「哲学シンキング」は、
リクルート、ライオン、東芝、横河電機など、
錚々たるトップ企業がこぞって採用を決め、
いまや著者のコンサルティングは行列が必至です。

とはいえ、よく寄せられる疑問は、たとえばこんなことでしょう。

★哲学って難解なんじゃないの? 
★「教養」の肥やしにはなっても、仕事の役には立たないのでは? 
★覚えなくてはいけないことがたくさんありそう

いいえ、必要なのは、A4の紙とペン1本だけ。
実際に企業ではこんな課題に応え、驚くべき成果を上げています。

★現状の何が課題で、どこから解決の糸口をつかめばいいか? (課題発見→問題解決)

★「創造的なプロダクト」「刺さるサービス」とは? (マーケティング)

★変化を起こす「斬新な提案」とはどこから出てくるのか? (アイデア創出)

★組織のモチベーションを上げるにはどうすればいい? (コーチング)

★「持続可能な目標設定」はどこに定めればいいか? (ビジョン構築)

★みんなが働きやすい職場とは何か? どうつくればいいのか? (環境改善)

今後5年10年のビジネスは
「問題解決型」の能力より、
「課題発見型」の能力が重視される時代。
従来のビジネススクールで重宝された問題解決のフレームワークでは、
「クリエイティブで美しいイノベーション」を起こせるのかどうか
――そんな声も聞かれます。

そんななか「グーグル」「アップル」といった世界的な大企業が
つぎつぎと「社内哲学者」の採用を決め、
哲学的思考力をビジネスに取り入れる潮流が生まれてきました。

本書の「哲学シンキング」によって「次の課題を見極める力」を高めることは、
世界のトップ人材に求められる「新時代型の能力」を身につけることに他なりません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えんど

10
タイトル買い。自分が哲学本読む理由であるロジカルシンキングを極めると全員が同じ答えになってしまうので哲学の批判的思考を通して違う視点の思考を学ぶってことがしっかりかかれてた。学びとしては名著イシュードリブンのイシューを探す部分を「問い」という方法でやっていったので意識して使っていきたい。2020/04/05

sho watabe

8
とにかく前提や常識を疑ってかかることが重要。 考えるというのは2種類あると思う。 一つは下に考えていく方法。 これは具体的な手段や解答を求めていくこと。 もう一つは上に考えていく方法。 これは抽象的に思考していくこと。 この場合哲学シンキングは上に考えることである。 無意識に生活していると、どうしても下に考えていくことが多い。 もちろんそれも必要なことであるが、根本的な解決やイノベーションといったものは上に考えていくことから起こる。 常識や前提を疑い続ける意識が大切。2020/03/15

Bartleby

7
企業内哲学者というのがあるらしい。哲学の専門知を活用しつつ、企業内の問題解決に役立てる。本書は著者オリジナルの発想ではない、シリコンバレーあたりの企業がやってることを参考にしているようだ。ともあれ、それを哲学と呼ぶならば諸刃の剣になることは間違いない。というのも、どこまで前提を疑問に付すのか問題、についてはどう答えるのだろう。社員どうしで議論する場合、自分がいる会社のシステムそのものが間違ってるというメタな気づきは多々あるだろうに、それをあからさまに疑えば、賢明な社員が解雇の憂き目にあったりして。2022/09/06

めかぶおじさん

6
本書では悩みや問題のモヤモヤの糸をひもとき、思考を前に進めるため手法を紹介しています。モヤモヤの原因は悩みや問題の境界線がはっきりしないからです。まず問いを集めグループに分け優先順位を付けていくのですが、ここで重要なのがその問いの「そもそも」を考えることです。ありがちなのが安易に自分の過去の似たような経験を参考にしたり他人のアドバイスを鵜呑みにしたりして、望まない中途半端な結論に着地した経験は誰にでもあるのではないでしょうか。著者は問いを重ね深めることで隠れた問題の本質を引き出せると述べています。2023/04/18

しゅー

4
★★哲学シンキングとは、問いを使って新しい洞察を発見する思考法だ。主な手法は「哲レコ」と「内省と傾聴」、問い方の技法である。「哲レコ」は思考の流れを図示しながら境界線や差異を明確にする。そして複数枚の「哲レコ」を並べることで、複数の視点で考えることができるようになる。図示が肝でありながら、ワークショップでは「ポストイットとホワイトボードは不要」と言うのが意外だった。予定調和や誘導を避けるためなのだが、メモを取りながら議論を構想する主催者の負担が大きそう。著者たちの会社がそこを受託しますということなのかな?2024/11/22

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