母がはじまった

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母がはじまった

  • 著者名:むぴー
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • PHP研究所(2020/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569846576

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内容説明

ツイッターで17万いいね! を獲得した、子育て絵日記で大人気のむぴーさん。その原点となる、育児マンガ初書籍化の電子版。出産直後の入院生活は待望の赤ちゃんが生まれて幸せいっぱい! と思いきや、思うような母親になれず、理想と現実のギャップに打ちのめされ、涙することも多かったと、むぴーさんはいいます。けれど、そんなこと誰にも言えずに、不安と悩みは、どんどん心の奥に溜まっていくばかり。本書はそんな、初めての出産・育児に戸惑う出産直後の新米ママに焦点をあて、web連載で多くの母親の共感を呼んだマンガ「母、はじまりの7日間」を、書籍用にリニューアル。さらに、父親視点の子育てや、退院してからの生活を描いた家族編、コラムなど、50p以上を新たに描き下ろし。大丈夫。そう思っているのは、あなただけじゃないよ。弱音を吐いてもいいんだよ。これから出産する人、かつて、そんな日々を通り過ぎてきた人、今現在、眠れない夜を過ごしている人、すべての新米ママ・パパにそっと寄り添ってくれる物語です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mukimi

108
赤ちゃんを実際に産んで育てた人以外の「お母さん」っておままごとなんだな、どんなに頑張っても本当に理解してあげられないんだな、ということを知れてよかった。産婦人科医の私でさえも、産後のお母さんが辛そうでも、元気に赤ちゃんが産まれたんだからいいじゃん、てどこか他人事みたいに思っていたわけだし、世間の男性達に母の辛さを理解してもらおうなんて難しいのかもしれない。だからこそ、これくらいやってよ…と思っててもいいよ私がやるよーと言ってしまう偽善妻な私ははっきり夫に要求できる様になっていかねばならない。2023/11/19

Tui

28
これから父親になる予定の男性、父親になりたい男性にとって、必読のコミックエッセイといえます。あなたの愛する女性が出産からの数日間、数ヶ月間、どれだけ心身の苦難を経て母親になってゆくか、そのとき男としてどう側に寄り添い共にあるべきかが描かれています。そして、母親になる予定の女性へ。一人で子育てを抱えたくないなら、パートナーへ言葉でいろいろ伝えるより、この本を読んでもらった方が説得力があるかもしれません。今なら、まだ間に合います。30分、長くても1時間あれば読める本です。2020/04/12

双海(ふたみ)

11
お母さんになったからといって、誰もが強くなれるわけじゃないと著者は言う。出産直後の入院生活は待望の赤ちゃんが生まれて幸せいっぱいと思いきや、思うような母親になれず、理想と現実のギャップに打ちのめされ、涙することも多かったと。自分の赤ちゃんを可愛いと思えない。赤ちゃんから離れるとホッとする。夜、赤ちゃんと2人きりで過ごすことが怖い。「母親なんだから」という言葉の破壊力。激痛に泣きながらの授乳。実母や看護師さんへの劣等感。いろいろな感情がいろいろな場面で出てくる。読んでよかった。2023/06/04

織川 希

7
★★★★☆ 新米ママのリアル漫画。本書は出産当日、まさに母となったばかりの主人公が初めての育児に苦戦しながら、少しずつ母として成長していく物語。産後は目の小さくてふにゃふにゃな赤ちゃんを育てていくことへの不安が大きくて、自分の赤ちゃんを心から可愛いと思う余裕がなかった主人公。それでも泣きながら日々を送るうち、少しずつ赤ちゃんを可愛いと思えるようになり、母親らしくなっていった。子育て経験のある人にとっては心温まるお話であり、これからの人には「最初から上手くできなくても大丈夫だよ。」と語りかけてくれる1冊。2023/07/17

らむこ

3
出産していきなりお母さんになれるわけではない。孤独や不安との闘いでもある。2023/07/21

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