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内容説明
野球評論家、野村克也の真骨頂、「超二流」論!全ての人は何らかの可能性を持っている。一流は無理でも“超二流”にはなれる――。人は誰しも「強み」や「一芸」を持っている。その“才能”を眠らせたままにすることなく解放させることができた「超二流」は、ときに天才、一流にも勝つことができる。潜在能力を秘めた“凡人”だからこそ発揮できる最強の「洞察力」とは。ノムさんの原点「選択と集中」の極意!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
25
著者晩年の著。一流を目指すよりチームに貢献できるだけの一芸に秀でた超二流を目指せ、という趣旨の野球論。なぜか企業人に向けて語っているが、その辺りは大体的外れになっているような気…。ただ基礎を疎かにする奴は大成しない、というのはどの分野にも当てはまるかも。阪神での不振について選手の体質や気質、あるいは球団の雰囲気とノムさんの考え方が合わなかったという分析である。確かに人や組織にも相性があるので仕方ない部分も。人間性を養うためのミーティングというのが合わなかったのかも。ただいまのスワローズはノムさんのおかげ。2023/02/13
フク
21
「結果」との向き合い方が参考になる。 * 本作からもH甲斐に目をかけているのが伝わってくる。甲斐はもっと実績あげてノムさんの19番を背負ってほしい。その上でノムさんから「まだ早いな」って言われてほしい。 * いつまでも元気で野球界にあーだこーだ言っていただきたい。2019/10/10
ライアン
19
ノムさん追悼で。本当に天賦の才はなかったけど頭使って努力したんだなと感じました。「二流だから謙虚でいられる強み」ってすごいよな。人間教育も素晴らしい。「褒めると叱るは愛情が根底にある点で同じ」というのもいいね。あとこの年で高校野球の監督の資格取ったのも凄いよね。やらせてあげたかったな~2020/02/17
マッちゃま
18
超…二流。実にノムさんらしい言い回しである。プロ野球まで辿り着いた様な若者は、そこにいる時点で一流のアスリートと言っても過言ではない。まあ〜ただそこから一流のプロ野球選手と呼ばれるのは、ほんの一握り。プロ野球選手になるのがゴールなら、成った時点で終わり。ならばプロになれど一流にはなれなかった者の生き方とは?諦めず一流を目指すのも道、一流に辿り着けそうもない者は…超二流を目指せ‼︎その超二流とは何か?これは野球の世界に限らず一般社会でも当てはめることのできる考え方。弱者の兵法を説くノムさんらしい教えでした。2020/08/28
ようはん
11
実践できているかはともかくノムさんの本はビジネス書として読んでみて参考になる物は数多い。強豪校出身ではなく今の育成よりも扱いの悪いテスト生からのスタートで監督としては弱いチームの指揮を任される等「弱」の状態に追い込まれる人生であるが、そこからいかに頭を使い自身を向上させ人を育ててきた背景からのノムさんの言葉は重みがある。2019/10/13
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