内容説明
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個人投資家向けの入門書は世にあふれていますが、プロの運用者がどのような形で投資判断をしているのか解説した本はありません。本書は、金融や株式投資について基礎的な知識を持つ読者を対象に、人工知能技術を使った株式投資運用モデルの基礎的な構築テクニックを解説します。データ分析ツールにはPythonと付随している数値演算ライブラリとTensorFlowを使い、ツールのインストールから実際の株価分析まで一つ一つの作業を丁寧に紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takashi Naito
6
この手の本最近多いよね。まずサンプルが動くことが嬉しい(これすごく大事)。 株やってる人向けというよりは機械学習好きな人向けの本だと思う。株価分析とシミュレーションが実装できることがこの本の売りだが、実装したものをどう売買に応用させるかとかは特に詳細な記載はなかったの読み手の想像力でカバーが必要。 お金持ちになるための本というよりか、プログラミングで行う分析手法の入門本。2019/12/30
yyhhyy
1
株価指数の理論に関する知識がある人がTensorFlowを使ってみたよ、という本。金融の専門家ではない立場からすると、これで何のメリットが生まれたのかはよくわからなかった。また、データも買わなければならない。2020/10/24
Haruki
0
quants(計量分析)を行うベンチャー?による投資判断材料としてのDeep Learningの使い方の紹介。回帰分析によるリターン予測、パーセプトロンと逆誤差伝播法の解説、TensorFlowのDeepLearning、RNNを用いて株価変動を学習し、予測する例を紹介します。学習効率化のため、正規化、バッチ標準化も使いながら計算しています。 自分のパッケージのバージョンのミスマッチかで、一部コードがうまく動かないところがあった。 投資で実践するにはこれをベースに様々な変数を学習していく必要がある。2020/06/21