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内容説明
安倍さん、なぜ『嘘』つくんですか!?
森友事件の籠池泰典氏が、初めて明かす衝撃の事実。
500ページに及ぶ独白の記録を2月19日に迫る地裁判決を前に緊急出版!
日本中を巻き込み、過去類例を見ない一大疑獄へと発展した「森友事件」。
総理夫人との密接な関係、不可解な国有地の割引売却、公文書の改ざん、担当者の自殺――数々の疑惑を残したまま、事件発生から早3年が経とうとしている。
その間、絶えず密着取材を続けてきた赤澤竜也氏は籠池氏の本心を聞き出すことに成功。
300日に及ぶ過酷な拘置所生活の実態や、昭恵夫人からかかってきた電話の中身、「身を隠せ」と指示した財務省の思惑、「日本会議」と「生長の家」との因縁、自殺した近畿財務局職員との知られざる交流など、森友事件の数々の「謎」に光を当て、その全貌を明らかにする。
【目次より】
第一章 天国と地獄 すべてはあの日から始まった
第二章 遠足気分の証人喚問と粘着的な特捜ガサ入れ
第三章 特捜検事は「すべてを告白して新たな人生を歩め」と言った
第四章 夏は灼熱、冬は極寒の拘置所生活
第五章 我いかに保守主義者となりしか
第六章 国有地8億円値引き 神風の吹いた理由
第七章 籠池家に群がり、消えていったメディア
第八章 国家を滅亡に導く公文書改ざん
第九章 政治権力の犬に成り下がった特捜部
第十章 安倍晋三というブラックホール
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
65
『忖度』が、人・プロセス・組織などを狂わせた構図。表層的な関係者の各種処罰と管理規定の見直しが、1人の命の代償なのか。現状を踏まえると、これまた『忖度』として粛々と時間が過ぎている感。著者の少なからずEccentricな言動には閉口するが、一部罪を認めたり社会的制裁を受けた点だけは認めるのがスジ。一方、公文書管理の杜撰さと、COVID-19でも垣間見る対応の改善のなさも、残念ながら現実として認めるしかない。最後に表題の”国策”。関係者のその後の配置転換や役職”再”延長などのオチが、コロナ禍の賭け麻雀也?!2020/09/18
エドバーグ
4
昔、大蔵省の接待不祥事に驚いた記憶あるも、改ざんするとは。。。衝撃だった。その内幕を一方的ではあるが述べており、興味深かった。できれば、赤澤竜也さんの単独主筆で読みたかった。2020/04/27
アーク
3
報道合戦が盛り上がっていた頃も、本書を読み終わった後も、もやもや感を感じた。籠池氏が書いたこの本がきっと真実なんだろうけど、籠池氏を利用して捨てた人々や未だに明かされない事件の真相、そして国家権力に追い詰められていく籠池夫妻など、未完のミステリー小説を読んでいるような気分なんだよな。それにしても、アベ首相の「私や妻が関与していたら総理大臣も国会議員も辞める」というマスコミで大きく取り上げられた言葉はどこに行ったんだろうね。2020/06/10
Eiki Natori
3
籠池夫妻が、最近菅野完や相澤冬樹や野党ら左派と決別し、右派に戻ったという動画が話題になり、森友事件とは何だったのか、再度知りたくなり相澤本に続き、最も信頼したでろう赤澤竜也氏と籠池氏の共著を読む。本人には嘘は無く、ブレも無いのでは。事の流れや籠池氏の生い立ち、赤木さんとの面識、谷秘書、離れたウヨ、問題の長男、見落とされがちな大阪私学審議会の話も詳細が書かれ、国のガバナンス欠如を炙り出している。件の動画でな籠池本人はブレは無く、奥さんが陰謀論や辻元批判をしているように見えた。利用されることに疲れたのだろう。2020/05/08
友川サイコー
2
当事者自身が著した書籍。作者は菅野さんでは?安倍夫妻には早々と下獄して欲しい!破れ鍋に閉じ蓋夫妻である。似た者同士。家系が良く無能な同士。2020/07/28