スターツ出版文庫 どこにもない13月をきみに

著者名：灰芭まれ

スターツ出版（2020/02発売）

• ISBN：9784813705017

内容説明

高２の安澄は、受験に失敗して以来、毎日を無気力に過ごしていた。ある日、心霊スポットと噂される公衆電話へ行くと、そこに憑りついた“幽霊”だと名乗る男に出会う。彼がこの世に残した未練を解消する手伝いをしてほしいというのだ。家族、友達、自分の未来…安澄にとっては当たり前にあるものを失った幽霊さんと過ごすうちに、変わっていく安澄の心。そして、最後の未練が解消される時、ふたりが出会った本当の意味を知る――。感動の結末に胸を打たれる、100％号泣の成長物語!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[た〜]

いい話だけれど、帯の煽りにある「絶対泣く」はかなり言い過ぎかな。内容の割に全体は長すぎ、逆にタイトルに合わせて１３話構成なのだろうが、そのせいで１話１話が短くなってしまって、薄くなってしまっている気がする。

2018/08/05