内容説明
「お姉ちゃん……碧兄ちゃんが、好きなんでしょ」――妹の言葉を聞きたくなくて、夏海は耳をふさいだ。だって、幼なじみの桂川碧は結婚してしまうのだ。……でも本当は、覚悟なんかちっともできていなかった。親の転勤で離ればなれになって8年、誰より大切な碧との久しぶりの再会が、彼とその恋人との結婚式への招待だなんて。幼い頃からの特別な想いに揺れる夏海と碧、重なり合うふたつの心の行方は……。胸に打ち寄せる、もどかしいほどの恋心が切なくて泣けてしまう珠玉の青春小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nori
2
女性の心の機微が分からんからかもしれないけれど、切ないって言われても自業自得な気が…。どれだけ手に入れようとあがいてもがいてすがってもそれでもなお手に入れられないことが本当に切ないことだと思うのだけど、どうなんでしょう。2022/08/25
凍矢
2
とても切なくて、なんか、泣きたくなる作品でした。この切なさが、人を成長させていくのだと思います。タイトルからして、買う気満々になりました。切なすぎるーーー。2018/07/28
Louis
0
本編の『切ない恋を、碧い海が見ていた。』は、ある意味子どもの拙い恋愛模様のお話。そこには感情だけで動いてしまう人の不可解さが横溢している。番外編の『碧色の君へ』は、そこから大人への成長過程が描かれている。こちらは少しほっとするお話でした。2023/06/04
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