幻冬舎文庫<br> この街でわたしたちは

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幻冬舎文庫
この街でわたしたちは

  • 著者名:加藤千恵【著】
  • 価格 ¥606(本体¥551)
  • 幻冬舎(2020/02発売)
  • 5/5はこどもの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344429451

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内容説明

バツイチの彼は今も同じ職場に「モトツマ」
がいる。気になるけれど怖くて事情を聞けな
かった麻理恵だが、回転寿司のカウンターで
一歩を踏み出す――。舞美には、いつも高級
レストランに連れて行ってくれる年上の恋人
がいる。でも彼には秘密があって……。東京
を舞台に、4組の男女がテーブル越しに繰り
広げる繊細な恋愛模様を描いた短編小説集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くろにゃんこ

40
東京を舞台とした連作短編。おいしいものを食べながら…の恋愛ものですが最後に心の内を短歌にしてあって、それが切なくもとってもいいです。2020/04/01

ピロ麻呂

32
カトチエ特有のショートストーリー+短歌が連作形式で綴られていて読みやすい。あの時、違う選択をしていれば違った人と人生を歩んでいたかも…2020/02/12

おいしゃん

30
都内23区を舞台にした、いろんな恋のショートストーリー。東京メトロと絡めた似たような本も最近読んだが、こちらは紹介されるのはお高めのレストランやお洒落なお店が多く、東カレ小説版といった感じだろうか…東カレ読んだことないが。 気軽に読めるので、寝る前や家事の隙間にのんびり読むのも良き。2023/03/10

kaoriction@感想は気まぐれに

27
聞けない 言えない 飲み込んだ 言葉たち。思い出にしたいけれど、思い出にならないあの街もあいつも。モトツマにだって、隣りのテーブルの女の子たちにだって、それぞれ物語があるように、わたしにも物語があるのだ。東京の実在するお店を舞台に、 4 組の男女が繰り広げる恋愛短編小説集+ 短歌。と、爽やかエロティックな短編3つ。地元、江東区のお店には行ったことがある。今度行ったらモトツマを探してしまいそう。揺れる せつない彼女たちの思い。選んだ道、選ばなかったわたし。懐かしいあの頃が詰まっていた。わたしには今は昔の話。2020/02/19

coco夏ko10角

26
東京23区+武蔵野市、飲食店、そこにいる人たちの恋愛…。朔美の話が切なくて。2020/12/25

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