着るもののきほん １００ ＬｉｆｅＷｅａｒＳｔｏｒｙ１００

著者名：松浦弥太郎【著】

小学館（2020/02発売）

• ISBN：9784093887298

内容説明

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上質な暮らしを送るための着るもののきほん。

元暮しの手帖編集長でベストセラーエッセイストとして知られる著者最新刊。今日、何を着るのか？　どんな風に今日を過ごすのか？豊かで上質な暮らしを送るために役立つ、着るものと生活のヒント満載。
誰にでも似合う服とは何か？　不思議と誰とも違って見える服とは何か？　どんなふうに組み合わせてもバランスが取れる服とは何か？。
東京、ニューヨーク、パリ。ブックハンターである主人公が出会う上質な人々と豊かな体験を通して、物語仕立てで紹介する１００枚の服と１００通りの暮らしかた。
ユニクロオフィシャルページ、人気連載を書籍化。商品リスト収録。(２０２０年１月発表作品)

※この作品はカラーを含みます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はるき]

　UNIQLOの宣伝物語。よくもまぁここまで空想を広げることが出来るものだ。様式美をお楽しみあれ。

2020/03/06

[青木 蓮友]

相当に厚かったですが、このステイホーム期間でじっくり読みすすめることができました。なんだか寄り添ってくれた感覚でついに終わってしまって淋し、、そして、気がつけば「着るもの」に対しての認識が随分と変わっていました。「たしかに、たしかに」と頷くうちに、いつの間にか「わたしも作りたい！服を！」と強く思っていて、猛然と調べものをしていてびっくり。このご夫婦にこんなにも影響を受けてしまいましたよ。ところでこれはノンフィクションなのでしょうか、、としたら素敵すぎません？あらためて弥太郎さんのファンになりました。素敵。

2020/05/13

[rin]

★★★★★…松浦弥太郎さんの本をきちんと通して読んだのは初めて。表紙の靴下の写真に惹かれた。歳を重ねるごとに自分に似合う服が分からなくなってくる。昨日まで似合っていたものが似合わなくなったり、好みが変わったり。少ない数の服で自分らしく着こなすテクニックがあちこちの本に書いてあるけれど、どれもしっくりこない。だからタイトルの「きほん」が気になった。着こなしについてはもちろん、日々の生活で大切にしたいこと、人生の指針にしたくなるような言葉がたくさん詰まっていた。久しぶりに明日の服装選びが楽しめそうだ。

2020/02/18

[nyatch]

ユニクロの長大な記事広告ですが、読み応えがあり面白かったです。特に前半寄りの古書がらみの話にはワクワクしました。著者の実体験が織り交ぜられており、ニューヨークの空気感が伝わってきます。

2020/02/27

[みーあ]

★4 p 付箋箇所は　● p90.弥太郎のブックハンターの師匠ジャックの言葉「仕事の見つけ方は簡単。自分がやったほうがきっとうまくいく。もっとよくなる。要するに、きっと誰かの役に立つ。もっとだれかの役に立つことをすればいいのさ」「仕事はさ、だれかに必要とされているから、仕事として存在するのさ。ということは、仕事とは、いつも誰かの役に立つための何か、じゃないかな。もちろん、お金のため、生活のため、という考え方もあるけれど、それは仕事を意味することではないよね」仕事に誇りを持てない今の私には、胸に刺さる。

2021/02/10