内容説明
銀次が救った軽業師の若い娘に一体なにが?
数年前に巷を騒がせた盗人、土蜘蛛一味が再び姿を現したという噂を銀次が耳にして間もなく、米問屋が押し込みに遭った。奉公人を殺害した畜生働きなのだが、義賊と呼ばれた土蜘蛛一味と盗みの手口が同じなのが銀次は気にかかり……。(書下し長篇)※本作品は、「まろほし銀次捕物帳 滝夜叉おこん」を加筆修正した新装版です。
感想・レビュー
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rakim
2
主人公が情報を得るために「かつての盗賊(義賊だったらしい)が隠遁してささやかに商売している・・それも古着屋」に聞き込みに、ってどこかで読んだような(確信的です)・・また、鮮やかな手並の賊一味が分裂して畜生働きの強盗賊へ、というのもありがちかなと。でも捕物帳好きとしては、筋はわかっていてもそれなりに楽しめる。。2011/02/10
犀門
0
#122★★★☆☆2016/07/04
すぴか
0
シリーズ第五弾。向井さんに続いて今度は松吉の惚れ話か(笑)正直後の展開が読めちゃったかなー…(初版:2005.9.15)2012/05/13