データサイエンス入門シリーズ<br> Pythonで学ぶアルゴリズムとデータ構造

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データサイエンス入門シリーズ
Pythonで学ぶアルゴリズムとデータ構造

  • ISBN:9784065178034

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内容説明

現代社会を支える根幹技術をPythonで!  Pythonプログラミングのスキルアップにも最適!

名著『Pythonスタートブック』の著者である辻真吾氏が書き下ろす至極の入門書! ソートやグラフ構造など基本的な内容から、乱択アルゴリズムや数論、ブロックチェーンの仕組みなどの幅広い話題までを解説。コードはWeb公開(
https://github.com/tsjshg/pyalgdata)。

【データサイエンス入門シリーズ】
第2期として、以下の2点を刊行!
『統計モデルと推測』松井秀俊・小泉和之(著)竹村彰通(編)
『Pythonで学ぶアルゴリズムとデータ構造』辻真吾(著)下平英寿(編)

【「巻頭言」より抜粋】
 文部科学省は「数理及びデータサイエンスに係る教育強化拠点」6 大学(北海道大学、東京大学、滋賀大学、京都大学、大阪大学、九州大学)を選定し、拠点校は「数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム」を設立して、全国の大学に向けたデータサイエンス教育の指針や教育コンテンツの作成をおこなっています。
 本シリーズは、コンソーシアムのカリキュラム分科会が作成したデータサイエンスに関するスキルセットに準拠した標準的な教科書シリーズを目指して編集されました。またコンソーシアムの教材分科会委員の先生方には各巻の原稿を読んでいただき、貴重なコメントをいただきました。
 データサイエンスは、従来からの統計学とデータサイエンスに必要な情報学の二つの分野を基礎としますが、データサイエンスの教育のためには、データという共通点からこれらの二つの分野を融合的に扱うことが必要です。この点で本シリーズは、これまでの統計学やコンピュータ科学の個々の教科書とは性格を異にしており、ビッグデータの時代にふさわしい内容を提供します。本シリーズが全国の大学で活用されることを期待いたします。
――編集委員長 竹村彰通(滋賀大学データサイエンス学部学部長、教授)

【推薦の言葉】
データサイエンスの教育の場や実践の場で利用されることを強く意識して、動機付け、題材選び、説明の仕方、例題選びが工夫されており、従来の教科書とは異なりデータサイエンス向けの入門書となっている。
――北川源四郎(東京大学特任教授、元統計数理研究所所長)

国を挙げて先端IT人材の育成を迅速に進める必要があり、本シリーズはまさにこの目的に合致しています。本シリーズが、初学者にとって信頼できる案内人となることを期待します。
――杉山将(理化学研究所革新知能統合研究センターセンター長、東京大学教授)

目次

第1章 Python入門
1.1 文法の基本
1.2 実践的なプログラミング
第2章 コンピュータ科学の基本
2.1 コンピュータの基本原理
2.2 配列でみるデータ構造
2.3 計算量の考え方
第3章 アルゴリズムの威力
3.1 アルゴリズムと実装
3.2 配列のソート
第4章 ソートを改良する
4.1 問題を分割する
4.2 クイックソート
第5章 データの探索
5.1 配列とデータの探索
5.2 探索のためのデータ構造
5.3 ハッシュを使った探索
第6章 グラフ構造
6.1 グラフとその表現方法
6.2 グラフ探索のアルゴリズム
6.3 最短距離を求める
第7章 問題を解くための技術
7.1 プログラミングの威力
7.2 動的計画法の威力
第8章 問題の難しさ
8.1 計算にかかるコスト
8.2 難しさの分類
第9章 乱択アルゴリズムと数論
9.1 アルゴリズムと乱数
9.2 数論入門
9.3 素数判定アルゴリズム
第10章 現代社会を支えるアルゴリズム
10.1 ハッシュ関数
10.2 公開鍵暗号
10.3 データ圧縮の技術

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/01/08

0
知っている部分は流し読みした 解説がわかりやすく、ページ構成も見やすくて良い2021/04/15

Wisdom

0
全体的なページ数は少ないけど,紹介されているアルゴリズムが少ない分,計算時間に関する議論が多めで面白かった.2020/02/13

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