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内容説明
累計16万部突破のベストセラー『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』著者、最新作。
テクノロジーの進化、社会の変容によって、時代遅れの「営業はもういらない」
郵便局の保険問題、スルガ銀行の不正融資、レオパレス、かぼちゃの馬車の問題などなど、昨今、さまざまなニュースで営業のあり方が問われている。
ある調査によると、営業担当者が新規顧客獲得の手法として、最も注力しているのが「テレアポイントメント」、3位が「飛び込み営業」だという。その結果、日本の労働生産性はG7中、最下位。生産性の低い非効率な業務は、企業の営業活動及び購買活動に数多く存在する。
「すべての商売において営業力は基本」だが、インターネットの普及によって、購買行動はBtoB、BtoCともに激変した。グーグルの検索窓に商品の名前を入れれば、価格からスペックまでたいていのことはわかってしまう。個人の営業力頼みの商売はもはや時代遅れ。商社、広告代理店、旅行代理店などなどもビジネスモデル自体に構造の転換が迫られている。
日本はそろそろこのひずみを修正すべく、営業についてその手法を考え直すときにきている。テクノロジーの進化が進むいま、もう営業はいらない。最新の営業手法を紹介するとともに、営業がいらないビジネスモデルを組むことことそが大切であることを伝える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NICKNAME
33
フリーランスとして営業を行っている自分にしてはとてもショッキングなタイトルだったので読んでみた。確かに営業がいらなくなる世の中になっていくだろうという事は理解できる。そしてこの本は仕事を失ってしまった営業職の人たちに対し提案もしている。要はスマートに経営者になる事も選択肢なのでしょう。コロナが起こり更に今後の世の中は大きく変わるのでしょう。その上でも参考になりました。2020/04/24
清游@Buy the ticket take the ride‼️
28
時代は変わったというしかない。「否。営業こそ仕事だ」という方もいるかもしれない。その通り。「溢れ出る不満」や「湧き上がる需要」をキャッチーしてガッチャンコすることは誰かがやらなきゃなんだから、進化系営業マンの出番なのである。2020/04/16
たんかれ~
15
テレアポの成約率は1%以下という。従来型の訪問営業は無駄が多い。営業される側も引き気味で、もはや購入にホスピタリティを求める時代ではない。BtoBも今は webで買う。MA、SFA、CRMなどセールステックは使い倒すべき。サザエさんに出てくる三河屋のサブちゃんはAmazonの先を行っていた(笑)。製薬のMRもwebサービス「MR君」に置き換えられ、人数は6年連続減少。これからフィールドセールスはマーケティングやインサイドセールス中心に。これらが顧客への移動に時間のかかるアメリカや九州で先行してるのは納得。2021/02/21
たか
15
さらっと読めたけどいろいろと勉強になった。エクスペリエンス思考の戦略はかなりいい。ポートランドもむっちゃ昔行ったことあるけどいますごい人気の地方になってるんや。面白い。2020/03/25
はる坊
14
営業とは、端的に言うとお客さんの要望を汲み取って物やサービスを売る仕事だと思う。 要はお客さんが何を望んでいるのか、それが分からないといけない。 その点でいくと、AmazonやGoogleはレコメンド機能で自分達の求めているものを過去のデータから分析してオススメしてくるので、立派な営業マンだと言えるのではないか。 本書では実際に現場で営業が不必要になってきている現実を紹介し、今後営業マンはどうするべきかを述べている。 営業をやっている者については、信じたくない現実かもしれないが、知っておくべきだと思う。2020/08/13