文春文庫<br> 日々是口実

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文春文庫
日々是口実

  • 著者名:土屋賢二【著】
  • 価格 ¥690(本体¥628)
  • 文藝春秋(2020/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167914448

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内容説明

週刊文春の人気連載!
ツチヤ先生の「口実」満載のエッセイ集。

妻と弟をお供に旅行に出かけたり、78歳のスーパーボランティアに衝撃を受けたり、
教え子との会話に興じたり、不幸のモトに思いをはせたり。
まさかの骨折や、老人ホームへの入居を決意など、
人生にまつわる「口実」を考えるのにツチヤ先生の頭は今日もフル回転。
笑いがとまらないユーモア・エッセイ集。
週刊文春連載の文庫オリジナル。

解説・土屋幹雄

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiru

120
最寄りの児童図書館の検索端末は、ひらがなオンリー。『日日是好日』と同じ読み仮名で登録されていた『日々是口実/土屋賢二』を先に借りてしまい、これも一期一会と思って読みました😉内容は日日のパロディ?!と思ったら茶道に1mmも触れないのが潔い⚡内容は真剣に面白いオリジナル🎶反抗期の男子みたいな理屈のオンパレードや、ゆるいユーモアがとても楽しい😆心地よい脱力ってこのことかな?奥さんを怖がりすぎる土屋さんを想像して、部屋の空気が薄くなるほど笑わせてもらいました💕楽しかった🎵 ★4.52020/11/06

いこ

107
ツチヤ先生って本当に哲学者なのか?「先生」なのか?作中では、教え子さんに散々悪態をつかれたり、せっかくの旅行に行っても、史跡などを見るより夜のトランプに命をかけてるみたいだし、それから、しょっちゅう奥様に叱られて、反省文などを書かされている。そして、この本は、よくもこんなに思いつくっていう位、ほぼ全頁にわたりヘリクツで溢れている。夜中の読書だったため、ずっと笑いをこらえてヒクヒクしていた。昼間読むべきだったと思う。最後に弟さんが解説を書いていらっしゃるが、奥様の書かれる解説を読んでみたい。それはもう是非!2021/01/31

美登利

95
土屋さん、初読み。表紙のヨシタケシンスケさんに惹かれ手に取りました。なかなか面白いエッセイでしたよ。初めは同じようなパターンで3分の1くらいまではくどいなと思ったりもした章もありましたが(学生との会話とか)、そのうちに慣れて屁理屈も存分に楽しめました。東大ご出身なんですね〜。頭の良い人の頭の中はいつもこんな感じなのかしら(笑)。この本は最新刊のようですが過去のエッセイも読んでみようかなと思えました。2021/08/15

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

62
定期的に読みたくなる土屋さん本はこれで7冊目。本書は、『週刊文春』に2018年7月より2019年10月まで連載されたエッセイを収録。お茶の水女子大学を定年退職し神戸に移住後の話。自虐ネタや奥様の恐ろしさを交えながら、ユーモアあふれる表現に大笑い。「同級生への手紙」「忘却ゴキブリ理論」「テレビのない生活」がマイベスト。独特の視点とひねくれた文章はまだまだ健在。今回、ヨシタケシンスケさんの表紙も目に止まった。2021/06/14

ネギっ子gen

59
文春・ツチヤ師エッセイ文庫の、記録的な(確か?)第25回配本。この数字が、何故に記録的かと疑問を呈する御仁への回答。斯様な“毒にも薬にもならない本” が、世間へ既に25冊も垂れ流されている時点で、人類史上最悪の! “記録的”な大惨事であることは論を待たない。その何よりの生き証人が、愚生である。文章道を究めんと、優雅にかつ血の滲むような努力を(したいなぁと思って)日々精進している、この小生が斯様な愚にもつかぬ駄文を書いているのが、その証左。日本国政府は、即刻ツチヤ本を発禁処分として、被害防止に努めるべし!⇒2020/08/01

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