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内容説明
インターネットが普及し、以前より格段と便利な社会となった一方で、
ウソ、ごまかし、誤解、無知、虚飾、粉飾―――“フェイク”と呼ぶべき情報が無限に生成され、拡散される世の中になった。
テレビや新聞などオールドメディアでも、公然と捏造や印象操作が行われている。
信頼できる情報はほんのわずか。
しかし、世の中にはびこる“フェイク”に思考を翻弄されたくなければ、
自らファクトを見極めて、真実を見出す力を磨くしか方法はない。
本書では、2019年~2020年にかけての最新の政治・経済・国際情勢の動向とともに、
著者が官僚時代から実践し続けてきた思考習慣、「川を上り、海を渡る(=「過去の経緯」と「海外の事例」を調べる)」について紹介する。
ファクトとデータを集めれば、真理はおのずと見えてくる。
ますます緊張と混乱を極める2020年代の世界を、正しく見通すための1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
59
ニッポン放送でのキレあるコメントから著者に興味を持って。GSOMIAからかんぽ、関電、消費増税、桜、老後2000万円問題、米中、米朝と話題がタイムリー。今般の感染症がもたらす内外への影響についてもいつか読める日が来るだろうか。2020/03/24
Q
18
リミテッド ●フェイクを排除は不可能。自らファクトを見極め、真実を見出す力を磨くのみ ●川を上り海を渡れ。歴史を遡り海外の事例を調べろ ●事実は事実 ●年金は保険。年金は長生きするリスクに備えて早逝した人の保険料を長生きした人に渡して補填 ●人口の流入、流出が激しいヨーロッパは直接税より消費税での徴収の方が合理的 ●日本の財政は危機的?なのに有事の際の安全資産が円という矛盾な論調 ●核シェアリング 核を管理する基地提供 ●歴史上、中国は米より制裁受けると日本に擦り寄る ▷大変勉強になった2020/09/14
まゆまゆ
13
筆者の主に2019年の時事コラムをまとめた内容。老後2000万円問題は貯蓄取り崩しの話が全く語られないことや郵政事業は民営化から国営化されていることなど、当時ネット記事で読んだような内容の再確認といったところかな。マスコミの情報をそのまま受けとると本質を見誤る。事実(ファクト)は何なのかを考えるクセを身につけて情報に接することが大切。2020/08/04
大先生
10
高橋洋一氏の意見が全て正しいわけではありません(桜を見る会の問題については安倍元総理の秘書が立件されました)が、説得力ありますね。「ある事実」についての評価・解釈は人それぞれ異なっても問題ありませんが、「ある事実」の内容が論者によって異なっていたら議論にならないですよね。裁判所の判決をみても、まず証拠に基づく事実認定をしてから「当裁判所の判断」を書いていますよね(普通の国民は判決なんて読まないか。笑)。まあ、裁判所すら事実誤認することもあるわけですけど(苦笑)。非常に勉強になる本でした2021/03/06
dai267712
4
去年起こった国内情勢と世界情勢を高橋先生のファクトに基づいた見解を分かりやすく解説してくれる一冊。読みながら、こんな事もあったなと思う反面、高橋先生の深い論考により、新たな発見ができ、勉強になる一冊でした。特にマイナス金利による国債発行の話には目から鱗でした。何故、政府はやらないのか不思議で仕方ない。高橋先生もこの本を執筆している時は、まさか伝染病で大変な事になるとは思ってなかったでしょうね。2020/03/06
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