内容説明
言えずに我慢してストレスが溜まる、つい嫌みな言葉が出てしまう、言い過ぎてしまった…。そんなありがちな失敗パターンから抜け出し、身近な人と気持ちの良い関係を築くためのヒントを、リアルな事例とともに紹介します!親子、夫婦、きょうだい、友人、会社の同僚など身近な人間関係の不満は、日々の生活の中で少しずつ溜まっていきがちです。お互いのことがわかる分、つい言い過ぎてしまったり、反対に「言わなくてもわかるだろう」と考えて、伝える努力をしなくなっていきます。その状態が続くと、互いに大きなストレスになり、どんどんこじれてしまうのです。著者は20年以上にわたって、「アサーティブ」というコミュニケーション術を教えてきました。約1万人に触れてきた中で出会った、人間関係のリアルな悩みのストーリーを織り交ぜつつ、「こんな(困った)状況のときは具体的にどうしたらよいか」をわかりやすく紹介します。長期的に良い関係を築くための伝え方と考え方をまとめた、コミュニケーション術の決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mochi
12
イギリスでアサーティブコミュニケーションを学んだ著者が、様々なクライアントの相談内容をもとに、アサーションを使ってどのように身近な人との関係を改善していったかを書いている。夫婦のコミュニケーション、娘と母、義理の家族や介護問題まで、誰にでも起こりうる問題に立ち向かうにはどうしたらいいのか。相手も自分も大切にし、共に寄り添うことが大切。結論を急ぎすぎず、一歩一歩進んでいけばいいのではと思わせてくれた一冊。2021/08/04
スリカータ
6
アサーティブという聞き慣れない言葉。相手の立場を理解した上でのコミュニケーション。夫婦間や職場、PTAや明らかな上下関係がある場合など具体例を挙げて解説している。台詞まで明確に記してあるので、覚えておいていざという時に使いたいが、咄嗟にそこまで頭が回るかどうか…。人間関係の悩み対処法の本は沢山あるが、本書は実践的だった。2025/05/05
ひめぴょん
4
実例がとてもありがちな設定で思わず「分かる!」と言いたくなるようで、そういうふうに対応してみるとよいのかとストンと入ってきます。アサーティブはコミュニケーションを変えて、相手とのより豊かな関係を築き、自分自身が幸せに生きられることを目指す手法。コミュニケーションをとりながら問題解決をしていく手法。その手法を使えば魔法の様にすっとよくなるわけではなく、関係修復が難しい場合もあります。ゆっくり時間をかけて、攻撃的にならずに、自分を含めて誰をも責めずに、対等な目線(上から目線は危険)を持ってということを意識し 2020/10/31
星歌
1
非常にためになった。具体例や図を用いており分かりやすい。図書館で借りた。2023/06/18
恵子
1
アサーティブを勉強するきっかけとなった。 まず、自分がどうしたいか、自分を大事にする、そして同じように相手も大事にする。2020/08/01
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