内容説明
憲法の主要判例の意義・位置づけを明らかにする憲法判例教材の決定版。冊子版ではI・IIと分冊になっているものを合本した電子書籍限定の商品。
目次
〔基本的人権〕
1 総論 外国人の政治活動の自由/私的団体における女性差別など
2 法の下の平等 夫婦同氏制の合憲性/所得税の不平等など
3 精神的自由 ウェブサイトの検索結果の提供とプライバシー/NHK受信料制度の合憲性など
4 経済的自由 事後法による財産権の内容変更の合憲性/暴力団員への住宅明渡請求を認める条例の合憲性など
5 人身の自由 GPS捜査と憲法35条など
6 国務請求権 国家賠償責任の免除・制限と憲法17条など
7 社会権 生活保護基準改定による老齢加算廃止など
8 参政権 議員定数不均衡と改正の合理的期間など
〔統治の原理・機関・作用〕
1 天皇 天皇と民事裁判権など
2 戦争放棄 憲法9条と国の私法的行為など
3 国会・内閣 国会議員の免責特権/内閣総理大臣の職務権限など
4 裁判所 裁判員制度の合憲性/裁判官の政治運動/違憲の争点を提起しうる当事者適格など
5 財政 国民健康保険と租税法律主義/租税法律における遡及的立法など
6 地方自治 自治体の課税権など
7 国法の形式 法令公布の時期/立法の委任など
計208件 ほかAppendix 19件