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内容説明
独自データとマーケティングのメソッドから導かれる「地域の振興」と「地方間の共同性構築」の方法。ふるさと納税は地方の活性化、支援のためにスタートした制度だが、本来の目的を裏切る結果をもたらして、いまや無責任な有権者による「税金のムダ遣い」を招きかねない制度となっている。一方で地域の特色を生かして独自にブランド化、ビジネスを成功させて、地域社会の発展に大きく貢献している地方企業もある。うまくいく地域産品は何が違ったのか。地方の価値を高め、地域を活性化する秘策は、ここにある!
目次
第一章 ふるさと納税にふるさとへの思いはあるか
第二章 地方の味方は誰か──地域産品を選ぶターゲット層
第三章 地域ブランドの価値を高める──価値向上起点の転回
第四章 地域固有の記憶を紡ぐ──地域ブランド知識の形成
第五章 地域間の気持ちをつなぐ──持続的な関係の形成へ
第六章 マーケティングで地域を結ぶ、活性化する