幻冬舎新書<br> 信長の革命と光秀の正義 真説 本能寺

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幻冬舎新書
信長の革命と光秀の正義 真説 本能寺

  • 著者名:安部龍太郎【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 幻冬舎(2020/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344985803

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内容説明

日本史上まれにみる天才・信長は、自らを天皇の上に置き、規格外のスケールで新しい国作りを目指していた。自分を将軍など要職三職のいずれかに就任させるよう求めた朝廷への三職推任要求や、安土城から発掘された御所の存在がそれを証明している。信長の革命思想は、朝廷・幕府・イエズス会、誰にとっても危険すぎる存在となり、その緊迫した状況の中、本能寺の変は起きた――。光秀は、いかなる正義のもとに主君・信長を討ったのか? 信長最期の言葉「是非におよばず」の真意とは? 戦国時代史の禁断の扉を開く画期的一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

63
天皇を超える太上天皇になろうとした信長。そして裏としてあるイエスズ会やスペイン等。後の鎖国の世があり謂わば蓋をされただけで戦国の世や秀吉の世はもっとグローバルだった。秀吉の朝鮮出兵も狂気ではないだろう。遡り光秀と秀吉は繋がって本能寺の変が。近衛前久の存在もある。イヤ、安倍氏も書いておられるが本当に歴史や信長が生きた時代は面白いし、この安倍氏の2巻目も面白く一気読みだったのである。変わらずオススメのシリーズ新書。これら描かれ、かつ、教科書等の定説も改変されていると迄踏み込む面白い説満載。2020/03/01

LIBRA

18
本能寺の変が、明智光秀の単独犯では、無く、朝廷の命で、秀吉やイエズス会等が、絡んでいると言うことを色々な文献から紐解いてある。 織田信長の重商主義、キリシタンのネットワーク等色々と面白かった。 秀吉の朝鮮出兵は、長い間私の中で謎だったが、イエズス会との約束だったと言う推論で、納得が出来た。2020/08/11

ophiuchi

16
本能寺の変の謎に独自の視点から迫った一冊で「麒麟がくる」を見る楽しみが増えた。2020/10/01

まゆまゆ

15
麒麟がくるも大詰め、あとは本能寺が燃えるだけ🔥という事で笑 読んでいてとてもわくわくする内容でした! 文章も読みやすく、スラスラっと読了。光秀が信長を討ったのは何故か。有名なのは野望説とか怨恨説とかですが、これを読むと信じられなくなってきますね…🔥他の家臣もいた中で、何故秀吉だけが真っ先に動いて光秀を討てたのか…あの「中国大返し」は誰かと打ち合わせ済みのもの?改めて考えてみると「本能寺の変」は本当に謎が多い、ロマン溢れる出来事です。麒麟がくるではどんな本能寺の変になるのか…2021/01/11

Cinejazz

13
京・本能寺で信長を討った明智光秀の謀反は、単独犯行では成しえなかった!・・・。 信長は、武田征伐の功績を盾にとって、朝廷に対し、太政大臣、関白、将軍のいずれかに任ずるよう強要していた。朝廷側は、信長が望めば「三職のうちいずれの職にもつける」とのに書状を、安土城に勅使を遣わし「すべては、上洛されたとき」と、洛中におびき寄せる罠が仕掛けられた。 再興を狙う足利幕府と朝廷、反信長派の大名たちが互いの利益の為に手を結び、信長暗殺の真相を徹底的に闇に葬った・・・。 直木賞作家が解明した “真相・本能寺の変”。2023/08/01

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