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内容説明
日本は圧巻の「美術王国」だ!
日本美術を知らずして世界は語れない。
学生、ビジネスパーソン、アート好き……
すべてに贈る、知って役立つ美術入門。
■銅鐸絵画が日本絵画の始まり
■シルクロードの終着点といわれる正倉院
■物語的絵巻の最高峰《源氏物語絵巻》
■雪舟の型破りな水墨画
■大量制作システムを導入して大躍進した狩野派
■織田信長の保護で育まれた西洋絵画の技法
■狩野派、琳派、土佐派、それぞれの命運
■斬新な役者絵を描いて10ヵ月で消えた写楽
■伊藤若冲の華麗にしてシュールな画法
■岡倉天心没後の日本画壇
……などなど
スリルに満ちた、日本美術の要点を完全網羅!
縄文時代から現代まで、すべてこの1冊に。
年表、作品写真、教養ポイントで、すらすら理解。
「日本の美術史は、たとえば真贋問題ひとつ取っても面白く、ミステリアスな謎解きの魅力も含んでいます。
そんなワクワクする学問にぜひ足を踏み入れてみてください。
さまざまな発見に驚くはずです」
(著者)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
62
知らないうちに写楽の正体が確定していた。 阿波徳島藩主・蜂須賀家お抱えの能楽者・斎藤十郎兵衛。 古九谷は加賀の九谷じゃなく、佐賀の伊万里で焼かれた(これは知ってた)とか、歴史て結構変わる。 作品名が総ルビなので読み易い。縄文~平成まで。2023/04/10
うちだ
6
タイトルに「世界に誇る」とありますが、最近のテレビなどでよく見る日本人による日本の自画自賛的なスタイルではなく、縄文時代から平成まで、むしろ客観的に過不足なくまとまっています。美術がテーマだっつってんのにほとんど文字だけで、白黒の図がときどき出てくる程度のストロングスタイル。しかし絵を見たければそういう本を選ぶので、個人的には問題なしです。仏教(つまり宗教)が密接に絡む飛鳥・奈良時代から鎌倉時代までと、洋画・日本画新派・日本画旧派が複雑に入り乱れる明治時代がやはり苦手ですが、頑張って理解したいですね。2024/06/23
kaz
1
タイトルどおり、古代から平成までの日本美術を概観。図版が小さいのが難だが、内容はわかりやすい。 2020/03/29
きゆり
0
図が少なくて分かりにくい2023/05/25
ロバーツ
0
日本美術の通史。東京国立博物館の作品に多数言及。2022/11/20