集英社インターナショナル<br> パンティオロジー

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集英社インターナショナル
パンティオロジー

  • 著者名:秋山あい【著】
  • 価格 ¥2,178(本体¥1,980)
  • 集英社(2020/01発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797673807

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内容説明

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パンティの数だけ哲学がある。99枚のパンティに秘められた女たちの思い。ふだん人に見せることはないパンティ。そのパーソナルな下着を選ぶとき、女性たちはどんなことを考えているのか。バラエティに富む国籍・年齢・職業の33人が見せたセクシー、リラックス、お気に入りの3枚のパンティをイラストにし、インタビューとアンケートによって持ち主の赤裸々な本音を聞き、分析。パンティには哲学が宿ると著者はいう。繊細なレース、大胆でセクシーなデザインを美しく表現したイラストで、アート好きの目も喜ぶ1冊。コラムや、ランジェリーブランドリストも掲載。[パンティオロジーとは:パンティ×アート×考現学的視点]◆フランス国籍 42歳 美術装飾業 パートナー募集中/「お金をかけずにいかにセクシーな演出ができるかを考えるのが楽しい」◆日本国籍 31歳 俳優 遊びのBFあり/「汗まみれの力仕事の日こそ、パンティはとびきりセクシーに」◆日本国籍 50歳 公務員 元キャビンアテンダント 一児の母/かつてはジュリアナ東京で「お立ち台パンティ」をはいていたが、現在の仕事中は楽なものを。「エッチなのをはいている場合じゃない」◆フランス国籍 32歳 ジャーナリスト パックス婚/「下着にお金をかけることが楽しくなってきた。パンティは私だけが知っている秘密・私自身のためのもの」◆日本国籍 42歳 アートディレクター 一児の母/「身につけるためでなく、オブジェとして手元に置きたくて購入することも」◆日本国籍 26歳 歯科衛生士 交際9年目の恋人あり/「ギャル時代から周囲に絶対秘密のアニメオタク。だからこそ『エヴァパンティ』が大のお気に入り」

目次

はじめに ――パンティオロジーとは
パンティオロジー 33人ぶんのパーソナルデータと、セクシー、リラックス、お気に入りパンティのイラスト&コメント
パンティコラム(1 見られることを知っている 2 パンティは心の鏡 3 「サービスパンティ」の日  4 フランスの男と女とランジェリー 5 パンティとお年頃)
はみ出しパンティepisode(#P037イランの「手縫いのパンティ」
#P058コケティッシュおばあちゃんのパンティ
#P060、#P061 恋愛観とコットンパンティ)
掲載メーカーリスト
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

75
凄く良かった😊パンティオロジーという造語も素晴らしく、著者の意気込みを感じる珠玉の一冊。それぞれの女性が込めるパンティへの思い。著者はそれを絵に描いておられる。セクシーなものだけではなく、無印、そして「ヨレパン」もあり、育ててヨレパンにしたと言う女性に拍手。高級な下着は諭吉が飛ぶ。旦那様や恋人からプレゼントされるという女性も多い。股の部分が開いているビッチパンティ(持ち主ご本人の造語)、ジュリアナ東京で踊っていた頃に履いておられたものなど本当にパンティは奥深い!良書です✨✨✨2024/01/27

たまきら

48
女性アーティストが、100枚近いパンティの絵を描いた「パンティ図鑑」ですが、メーカー目線ではなく、その持ち主のエピソードや嗜好目線の図鑑なところがとても面白いです。セクシーだったり履き心地がよさそうだったり。恋人のことを思って買ったものだったり、失恋した時に買ったものだったり。それぞれのエピソードを同じ女性目線で楽しみながら読みました。すごい数を所有されている人もいてのけぞります。私10枚あるかないかなのに…ちょっと見直そうかなあ…。男性は女性の裏話に興味がある人は楽しめると思います。2024/02/13

Aa

6
それぞれの下着にこんなエピソードが潜んでいるなんて、女性の私も想像もしてなかった。たしかに、言われてみたら、自分にもちょっとしたエピソードがあるって気づかされた。たぶん、普通の服にはそこまで思い出ってなくて、下着という隠されたものだからこそなのかもしれない。隠されているからこそ、赤裸々な自分の思いが投影されるんだろうな。 実はこの本、好きな作家さんがオススメしていたのと、あとからあのハードボイルド読者合戦と同じ編集者さんがご担当と知り、なんともいえないご縁を感じた一冊。2019/11/18

古本虫がさまよう

3
著者はパリと東京を拠点に活動しているアーティスト。要は、33人の知人(女性)に、持っているパンティー(ショーツ)で、①一番セクシーなもの②一番リラックスできるもの③一番お気に入りのもの--の計3枚を選んでもらい、それら99枚をイラストとして描いたものを収録。それぞれの使用感も掲載といった趣向の見て読んで楽しめる一冊になっている。おおむねセクシー系が多い。無印良品のものとかもある。フランスでは還暦過ぎた夫婦が下着店で仲良く物色しているシーンをよく見かけるとのこと。下着をめぐる文化人類学的書物ともいえようか?2019/11/08

チョビ

2
別に我々はパンツ単体を見たいわけではない。無機物と有機物のコラボ(例えばパンチラ、例えばブルセラ(死語)行きのパンツ)である。よって、この本は邪道だ。東西の熟女が実際に履いたパンツを絵にして論ずるのである。なんというハレンチ!パンツの写真出せ〜。パンチラ〜。おしゃれはパンツから〜。始球式もパンチラ〜。2020/09/09

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