内容説明
『七王国の玉座』で語られる時代から約百年前、デナーリスから遡ること数代、前王朝ターガリエン家による統治が続くウェスタロス大陸で、諸国を遍歴して城から城へと渡り歩く“草臥(くさぶし)の騎士”ダンクと、その従士となった少年エッグ──数奇な運命を背負う二人の波瀾万丈の冒険を描く。海外ドラマの最高峰「ゲーム・オブ・スローンズ」へとつながる中篇「草臥の騎士」「誓約の剣」「謎の騎士(ミステリ・ナイト)」の3篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
smatsu
6
圧巻の面白さ。本編である『氷と炎の歌』の方は結構ストーリー展開がエグくてPOVキャラが皆どん底に突き落とされ、人によっては滅茶苦茶救いがなかったりするので読むのが辛くなるが、こちらは昔の痛快時代劇や西部劇のようなノリでエンタメの王道という感じ。本シリーズはまだあと6話くらい構想があるらしいので続きもぜひ書いて欲しいが、本編の方がまだ未完なのでそちらが先かなぁ…著者の年齢は既に70代後半くらいのはずなので、最後まで行けるか心配です。本編が完結したら家に籠って最初から最後までぶっ通しで読み直したい。2024/07/24
さとうしん
4
本編でも時折言及されていたダンクとエッグの物語。本編とは趣が異なり、ファンタジーというよりは騎士物語として読める。2人の出会いから少しずつ年代を進めていっているので、2人の最期までとは言わないまでもエッグの即位あたりまでは書き進めていってほしいものだが…2020/04/15
大統領
2
文字だけだと、誰が誰だか分からずに理解するのに苦労した。ターガリエン家に似た名前が多いと思うのは私だけだろうか?この本自体が「氷と炎の歌」の前日譚なのだが、更にその前日譚である「ブラックファイアの反乱」が面白そうだから読んでみたい。ゲームオブスローンズの「ロバートの反乱」もそうだけど、どうしてこういった作品って前日譚が面白く感じるのだろうか?2024/10/27
やなせトモロヲ
2
★★★★ ・・・とりあえず本編を書いてほしい2020/12/15
katsuaki
1
本編のおまけとして手に取ったが、本編に負けないほど面白かった。裏切りや陰謀の多い七王国の中で、ダンクの真っ直ぐな騎士道精神が輝いている。2020/08/05
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