光文社文庫<br> 底辺キャバ嬢、家を買う

個数:1
紙書籍版価格
¥858
  • 電子書籍
  • Reader

光文社文庫
底辺キャバ嬢、家を買う

  • 著者名:黒野伸一
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 光文社(2020/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334779320

ファイル: /

内容説明

32歳のあさ美は、ナンバーワンキャバクラ嬢。とはいえ、勤務先の「濱乙女」は激安店。繁華街から離れた倉庫街の近く、いわゆる場末だ。実家暮らしの彼女が、タワマン生活を夢見て……。ゴミ屋敷で暮らすおばあちゃん、シェアハウスで出会った男女。高齢化や待機児童など、様々な問題の中で生きる人々を描いた、心温まる連作長編。(『あさ美さんの家さがし』改題)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

90
★★★★☆20050【底辺キャバ嬢、家を買う (黒野 伸一さん)】元銀行員のNO.1キャバ嬢あさ美が主人公。各セクション毎に、彼女と家族,周囲の人間へと焦点を移しながら、それぞれが抱えるダークな部分を題材とした作品。登場人物が各章で絶妙に絡み合う感じが塩梅良く、もう、にやけてしまいました。あと、本タイトルですが、広い捉え方としては家の購入話っちゃ〜、まあ そうなんでしょうけど、作品のメインメッセージはそこじゃない気がするんですよね〜。したがいまして個人的には、タイトルそれでいいんかーい!と思うわけです。2020/05/02

スエ

11
銀行員からキャバ嬢へ転職したあさ美。キャバ嬢描写は少なく、各章で主人公が変わる連作小説。 肝心な家自体の話は少なめで、少し物足りなさを感じた。 女装してピンクのスーツ、ハイヒールで平然と仕事に行くお父さん(58)をもっと登場させてほしかった。2020/02/26

きあ

5
【丸図書】家にまつわる短編集で登場人物がリンクしてる。面白かったけど最後がもう少し展開深くして欲しかったなぁ。なんで三枝があさ美に惚れたのかよくわからなかった。2020/11/22

hiyu

5
タイトルからみてある方向性を考えていたのだが、印象はそうではなかった。世間は広いようで狭いものだと思いつつ、それぞれのエピソードが非常に現実的のようにも思えた。唯とのところは特に。2020/06/01

ふみ

3
場末のキャバ嬢あさ美とその周囲の人々達の連作話。出て来る人達に皆んな頑張ってと応援したくなる。面白く一気読みでした。 評価B+2021/09/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14789237
  • ご注意事項

最近チェックした商品