内容説明
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本書は、大学初年級程度の読者が、量子力学の筋道をできるだけ正確に理解できるような自習書として書かれた書で、長年に亘って、「量子論」の定番書として位置づけられてきた、大変定評のあるロングセラーの教科書・参考書である。
※本書の新装版(紙書籍)が2021年に刊行され、新装版の電子書籍も配信されています。それに伴い、本書の価格を値下げいたしました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なるう
1
通読完了(式を全て手を動かして追ってはいない)。学部2年で始めて読んだときに比べ、スラスラ読めた。量子力学の初歩の初歩から、相対論的量子力学や素粒子論の触りまで扱われている。量子力学に出てくる数式を追っていると全体像を見失いがちなので、こうした本を適宜読み返しながら勉強していくと良さそう。2024/03/30
murumy
1
量子力学は初歩を学ぶのすら非常に困難であるが、この本は非常に説明が多く最初の一冊としてもなかなか良いと思われる。初期の学習者にとっては何よりも概観が何となくでもわかることが重要であると思われる。この本は初めの一歩としてその期待に応えてくれる。兎にも角にも難解なものにぶち当たるには一冊そこそこの本を読み通すことが重要だと思う。そうすれば次に読む本でさらなる理解を得られると実感的にも言える2014/11/26
kai
0
量子論をはじめてまともに勉強したのでうおーっとなった.(6章は息も絶え絶えで文字をなぞっただけだったが...)はじめの一歩がつらくて何度も量子論の勉強をやめていたので,読み物と本格的な教科書の中間としてこの本がとても役にたった.詳しく説明されなかった事項もたくさんあるので (おかげで読みきれたわけだが) おいおい理解を深めていきたい.何かこの後に読むのによい本があったら教えてください.2014/09/26
あざらしあとむ
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量子論にふれるのにはいい本であるが、量子論を理解するのには物足りない感じがする。裳華房のテキストはなんだか読みづらい。
さわら
0
天下り的な所がちらほらあるので、がっつり読もうとしている人には向かないと思う。自分は全体的にあまり理論自体を理解している実感がわかなかった。堅い本ではないので軽い気持ちで読めば悪くないと思う。2012/10/09