ソーシャル・イノベーションとしての自然学校 成立と発展のダイナミズム

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ソーシャル・イノベーションとしての自然学校 成立と発展のダイナミズム

  • 著者名:西村仁志【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • みくに出版(2020/01発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784840304986

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内容説明

本書「ソーシャル・イノベーションとしての自然学校」は、地域の持続可能な発展に貢献する「自然学校」とその創業者をソーシャル・イノベーションという観点から分析した日本初の研究をまとめたものです。
2014年を最終年として「持続可能な発展のための教育の10年」が進められましたが、各地の自然学校においてもその実践が重ねられ、地域の持続可能性に貢献する事例が数多く見い出されるようになっています。また、自然学校とソーシャル・イノベーションの関連、ソーシャル・イノベーターとしての自然学校創業者・経営者について著者が強く意識するに至ったことが、本書の問題意識となっています。
本書は2011年2月に、著者により同志社大学大学院総合政策科学研究科に提出された博士学位論文『日本における「自然学校」の成立に関する研究――ソーシャル・イノベーションの観点から――』がもとになっています。東日本大震災とそれに続く福島第一原発事故を経験した日本では、いま持続可能な社会、社会的公正と存在の豊かさの実現に向けた着実な歩みが求められています。それはソーシャル・イノベーションによって実現されなければならないものです。環境教育、ソーシャル・イノベーションに携わる方、自然学校の関係者、またそうした分野での研究や実践を志す若い世代の皆さんに本書をおすすめします。
主な内容は次のとおりです。
第1章 研究の枠組
第2章 ソーシャル・イノベーションの動向と論点の提示
第3章 自然学校の成立動向
第4章 アメリカにおける自然学校の展開と日本への影響
第5章 自然学校による「持続可能な社会」へのイノベーション
第6章 自然学校によるソーシャル・イノベーションの考察
参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

井上岳一

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日本における自然学校の歴史を、ソーシャルイノベーションとして読み替えようという内容。日本の代表的な自然学校の事例を整理しているので、自然学校の思想的背景や成立過程を知るには便利。ただ、博士論文らしいが、学術的にはこれで博士論文かとがっかりしてしまう内容。2013/08/25

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